2018.12.22
2021.03.26
いつもと違う夫の行動から「これは絶対に浮気!」と嗅ぎつけた妻たち…ところがそれは、まさかの「忘年会の練習」だったんです! 年末に勃発している人騒がせ事件を、ママたちが教えてくれました。
浮気現場押さえたり…扉を開けたら(としこさん/36歳/育休中)
1歳の娘と一緒に、旦那とは別室に寝ている私。ある晩、旦那の話し声で目が覚めました。「こんな夜中に、一体誰と話しているんだろう…」と不思議に思い、耳を澄ますと「最近は忙しいからなぁ…。でも大丈夫、ちゃんと時間は確保するよ」というあやしげな会話。
なんの時間を確保するの!? もしかして女と会う時間? でも推測だけだと、問いただしてもはぐらかされるだけ。証拠収集しながらもう少し様子をみることにしたんです。
すると次の日も、なにやら寝室で話している様子。「会ってやりたいけど、いまは子どもも小さいからさ。うん、もちろん俺だって会いたいよ」と聞こえてくるではありませんか。証拠もなにも、これはもう黙っていられない! いい加減にしろ! と、バーンと扉を開けたんです。
すると…メイド服の旦那がイヤホンをつけ、ノリノリで「恋ダンス」を踊っているではありませんか…しかも、ちょっと上手い。詳しく聞いてみると、会社の同僚たちでやる忘年会の出し物の「寸劇」の練習をしていたとのこと。勘違いで恥ずかしかったですが、こんなことに時間を費やすなら、ちょっとは家事を手伝ってほしいんですけど!!
「絶対開けるな!」と死守する箱の中身(りこさん/41歳/パート)
ある日、見知らぬ通販会社から旦那宛の荷物が届きました。勝手に開けてはいけないと思い、一応メールで「荷物が届いたけど、開けていい?」と聞くと、「絶対に開けないで!」と全力で止められました。
荷物自体は軽いものの、中身は確認できません。宛先欄の下には「内容:雑貨」との記載が…そういえば「大人のおもちゃは、カモフラージュのために当たり障りのない内容表記をする」と聞いたことが。
はは〜ん、これは〝そういう類い〟のものだな…と察した私。「まぁ、旦那も男だし、仕方ないわよね」と大人オンナの対応をすることにしました。
帰宅した旦那は、例の荷物をさっさと別の場所へ。「私は先に寝るね、おやすみー」と言い残した30分後…探偵気分で旦那の部屋をのぞき見したんです。するとそこには、カラフルなハンカチを帽子から引っ張り出している旦那の姿が。
「…なにやってんの?」「て、手品…」と申し訳なさそうに答えました。そう、大人のおもちゃだと思っていたのは「手品グッズ」、来たる忘年会に向けて必死に練習していたのです。隠していた理由は「いつかお前にも見せて驚かせたかった」とのこと。ちょっとうれしい誤解で、ほんの少しにやけた私なのでした(笑)。
ビキニラインの手入れは何のため?(ひかるさん/38歳/保育士)
お風呂場の排水溝を掃除していたら、妙にチリチリした毛が多いことに気がつきました。「旦那の、陰毛…? いや、す、すね毛かな…?」どちらにせよ、明らかにカミソリで自己処理したと思われる量でした。
その夜、お風呂上がりの旦那をチラ見すると…いままで荒れ野だったビキニラインがつるつるに! 温泉やプールに行く予定もなし。これはもう、女ができたに違いありません。いつ問い詰めよう…と考えていると、旦那から「ちょっといい?」と声をかけられました。まさかの自白パターンのようです…覚悟を決めたそのとき。
「いまからアキラ100%のネタやるから、失敗してないか見ててくれ」と言いながら、お盆で急所を隠し始めました。「え…?」目を丸くしていると、真剣な表情でお盆を瞬時にひっくり返す旦那。
「どう!? 見えてなかった!?」「う、うん…大丈夫…」「よかったー! 今度の忘年会で、これ披露するんだよ! 一応ちっちゃいパンツは履くけどね」。そっか、そのためにムダ毛を処理していたんだね…疑って悪かったけど、マヌケすぎます。
なぜか家族には黙って練習したり、仕事と仲間とコソコソ連絡を取り合ったりしていると、「なにか隠してるの!?」と疑っちゃいますよね(笑)。年も押し詰まっての夫婦ゲンカに発展しないよう、お気をつけて!
ライター:楠 ゆず
娘と夫、茶トラの猫の3人+1匹で暮らすフリーライター。思い切ってマンションを購入し、ローンパラダイスへ突入中。幼児教育にハマってしまい、興味をもった教材は手に入れないと気が済まない。おかげで家には教材の山が…。断捨離欲と収集欲の葛藤に悩む日々です。