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どうして夫は〝妻の愚痴〟を聞かないのか「面倒臭いだけじゃない」本当の訳

コミュニケーション

2019.10.03

「旦那が愚痴を聞いてくれない!」妻たちから話を聞いていると、よくこんな言葉を耳にします。愚痴のひとつやふたつ、「ウンウン」と頷きながら聞いてくれればいいのに、猛烈な拒否反応を示す夫たち。いったいなぜ、妻の愚痴を聞かないのでしょうか? 単に「面倒臭い」だけじゃない納得の訳がありました。

 

 

■妻の話だけを鵜呑みにはできないから(啓介さん/37/会社員)

iStock.com/Milatas

口を開けば、会社の上司や先輩の悪口ばかり言っている妻。私は妻が〝愚痴モード〟に突入すると、口をつぐんでなにも言わないようにしています。妻は不満そうにしていますが、私にとってはこれが最善の策なんです。

なぜなら知らない会社の上司や先輩に対し、軽はずみなことは言えないからです。本当に相手が悪くて妻に非がないのかもわかりませんし、もしかしたら叱られたり嫌味を言われたりする原因が妻にある可能性だってあります。

実際に知っているわけではないので、相手の人間性もわかりません。昔、学校の先生や親が言っていることが理解できず「なんてわからず屋なんだ!」と思っていたこともありましたが、大人になって思い返すと自分が間違っていた、なんてこともありますからね。

すべての状況が把握できないなかで、相手の善悪を判断したり、人の愚痴や評価に便乗してしまうのはあまりにも無責任です。だから私は妻がなんと言おうと、愚痴に耳を貸すつもりはありません。

■聞くだけで満足なのもわかっている(亘さん/35/会社員)

iStock.com/CreativaImages

私はもともと愚痴を言う人が好きではありません。愚痴自体がネガティブだし、一方的に「すべて自分が正しい」と思っているからこそ、相手に対して不満が出るというもの。愚痴を言うことは、高慢な行為だと考えています。

しかし結婚して数年が経ち、妻が私によく愚痴を言うようになりました。ママ友や職場に対するもので、内容は「○○さんにこんなこと言われた」とか「○○さんの対応がムカついた」というもの。自分本位で消極的な内容だし、なによりそこに自分なりの解決がありません。

例えば、「○○さんにこう言われたとき、私はこう返したんだけど、間違っていなかったかな?」などという相談や、相手の行動に対する対応の是非を問うような内容であれば、一緒に考えることもできます。

でも彼女は相手の行動に対し、そのときはなにも行動せずに家に持ち帰って文句を言っているだけ。そして、それを聞いてもらえれば満足なのもわかっています。でも自分の意思が伴わない話には、なんの意味もありません。聞くだけ時間の無駄なんですよね。

■解決策のない愚痴は下がるだけ(和弘さん/34/教師)

iStock.com/imtmphoto

妻が周りの人や環境に対して愚痴をこぼすのを聞くことについて、私にはなんの抵抗もありません。むしろいいアドバイスをして、妻の助けになりたいとすら思っています。対人関係なら相手との関係性を見直すことで改善されるかもしれませんし、環境なら自分の行動で変えられる可能性もあります。

でも、容認しかねるのはそういう議論の余地のない「ただの愚痴」。例えば最近では「消費税増税が嫌だ」とえんえん愚痴っていましたが、愚痴ってもどうしようもないこと。保育園が遠いという愚痴は、自分で選んだんだから仕方ない、嫌なら近いところを探すしかないのです。

こんな答えがわかりきった話につき合うと、自分までテンションが下がってしまいます。愚痴の悪いところは、マイナスパワーが強すぎて周囲に伝染してしまうこと。常に前向きでいたいと思うので「ゴールの見えない愚痴」には耳を閉ざすようにしています。

iStock.com/CreativaImages

解決法や議論の余地のない「建設的でない妻の愚痴」に対しては、夫たちは想像以上に厳しい目を向けているようです。「聞いてくれたっていいのに!」と甘えることなく、自分で考える力や問題解決のスキルを身につけ、ひと皮向けた「大人の女」になりたいですね。

 

ライター:葛西 明
人材派遣及び、人材紹介を行う会社に勤めるサラリーマン。求人募集の文章を書くのが楽しいと感じて以来、ライターとしても活動中。家事が苦手な妻と結婚後、気付けば兼業主夫になっていることが悩み。

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