■割り切る、あきらめる。

感謝の言葉がない夫に対して『こういう人なんだ』と割り切った考えを持って気持ちを切り替えて接することもできます。 どうしてもイライラしてしまうなら、すべてを理解できることはできないと考えを切り替えて距離を置く、割り切る・あきらめることも選択肢の中のひとつです。


■褒めて育てる!?

あるご主人の奥さんは頻繁にご主人に『ありがとう』『おつかれさま』と声をかけていたそうです。自宅でも外食しても奥さんだけは『いただきます』『ごちそうさま』は欠かさずしていました。 『いってらっしゃい。気をつけて』『おかえりなさい。おつかれさま』と毎日のように伝えていたら、いつの間にかご主人も『いただきます』『ごちそうさま』『いってきます』『ただいま』『おつかれさま』と言うようになっていったそうです。 『ありがとう』は恥ずかしいのか、たまにしか聞かれないようですが言葉にだしてくれる回数が増えてきたとのことでした。 『ありがとう!すごく助かった!さすがだね!』 コツとしては感謝の言葉はこのように『自然に大げさに』と言っていました。実行して失敗してもダメージはほとんどありません。これだけで変化がみられるなら簡単に実行してみることができます。


■どんな小さなことでも感謝を言葉に出して伝える

どんなに感謝の気持ちを持っていても言葉にしなければ伝わらないこともあります。まずは自分から相手や子供に伝えてみましょう。感謝をされて悪い気持ちになる人はほとんどいないでしょう。 ある女性誌での『100人に聞いた!円満夫婦の秘訣と心得』の調査記事にもあるように、やはり夫婦円満の秘訣は【感謝】【思いやり】【ほめる】【コミュニケーション】が挙げられていました。加えて【自立した関係】【相手を認めること】も挙げられていました。 反面、一定の距離を持つとの意見もありました。【他人とあきらめる】【割り切る】【過度な期待をもたない】など距離を持つ接し方もあるようです。 夫婦それぞれ違うように状況も違うので、褒めること、距離を置くこと、自分から感謝を伝えることなど感謝の言葉がない夫に対して色々な選択肢があります。 他にも夫婦のコミュニケーションを書いた本やブログなど多く発信されています。 ストレスが爆発してしまう前に、これらを参考にしながら出来そうなことを見つけて少しずつ実行してみるのも良いのかもしれません。