【年下夫の取扱説明書】

■相手を頼りにし、尊敬の念を積極的に示す

一方で、相手が年下夫の場合には、また違った注意点が存在しています。まず意識したいのが、自分の方が年上だからといって、なんでもリードしようとすれば、夫の立場がなくなってしまうということです。 夫の方が得意なことは、どんどん夫を頼り、「あなたがいないと」という気持ちをアピールしましょう。また相手に対する尊敬の念を、積極的に示すことも重要なポイントとなります。 常に甘える必要はありませんが、ここぞという場面は見逃さないようにしてくださいね。


■干渉し過ぎず、余裕をもってお互いの時間を楽しむ

年下夫と結婚すると、「パートナーが浮気するのでは……」という不安に悩まされる妻も少なくありません。夫と同世代の若い女性たちは、やはり魅力的に見えるもの。出会いの数もそれなりにある場合、「もしかして……」と思ってしまうのも、ある意味で当たり前のことなのかもしれませんね。 しかし「浮気が心配だから」という理由で、年下夫を束縛し、その行動を制限するのはオススメできません。若い時期にはいろいろなことにチャレンジしてみたいものですし、特に近年の若い世代においては、「自分の時間を重視する」という方も少なくないのが現実です。 年下夫との結婚生活を円満に楽しんでいくためには、相手のことを信じ、趣味の時間やその交友関係を認めることも大切です。夫が自由に趣味を楽しんでいる間は、妻にとっても自由時間です。ぜひ趣味や自分磨きの時間にしてみてくださいね。 心に余裕をもって相手を束縛し過ぎないことが、楽しい時間を共に過ごしていくためのコツとなります。

 

■いろいろなことを褒めて伸ばす

年下夫は、これからの成長が期待できる存在でもあります。妻の行動によっては、年下夫を理想の夫へと、成長させていくこともできるでしょう。 大切なことは、相手のプライドを傷つけず、少しずつ褒めて伸ばしていくということ! 「自分は○○が得意なんだ」という気持ちを植え付けることで、家事でも子育てでも、自ら進んで参加してくれる、理想の夫へと成長していってくれることでしょう。 できないことや未熟な点ばかりに注目するのではなく、ぜひできるようになったことや、得意なことに注目してみてくださいね。


■まとめ

年齢差カップルには、良い側面もあればそうではない側面もあります。とはいえ夫婦として一緒に生きていくことを決めたのであれば、お互いが気持ちよく過ごせる家庭を作り上げていきたいところですね。 夫が年上の場合でも年下の場合でも、妻がほんの少し意識を変えるだけで、うまくいくことは多くあるはずです。相手のありのままを認め、受け入れ、そして足りない点を補い合っていくことで、理想の夫婦へと近付いていけるものかもしれません。