コピーしました
お使いの端末は
この機能に対応していません

学校トラブルでいきなり「教育委員会に相談」はNG…正しいルートはコレ

コミュニケーション

2019.01.26

学校でトラブルが起きたとき、ドラマや漫画では「教育委員会に訴えてやる!!」なんてセリフもよく聞きますが…実は解決を急ぐなら、「いきなり教育委員会」は得策ではありません。迅速にスムースにトラブルを解決するための〝正しいルート〟をご案内します。

 

相談先は順序を踏んで(真由美さん/38/整体師)

娘が小学校3年生のときの話です。友だちとふざけていて、文房具を取られてしまったことがありました。どう対応すべきかと、担任の先生に相談したのですが「無理に返してもらっても、そのあと仲よくできないかもしれませんよ」と、投げやりな返答。さすがにその態度には納得できず、教育委員会に相談に行きました。

shutterstock_674667238

すると、状況は丁寧に聞いてくれたものの「その件で、転校などをお考えですか?」と言われて…そこまでの大事だとは思っていなかったので、とても驚いてあわてて否定しました。

すると「いまの段階ではもう少し、担任や学年主任の先生とお話をされたほうがいい」とアドバイスをもらい帰されました。その言葉に従って、学年主任の先生に入ってもらって話をすると、お互いに誤解があったようで意外とあっさり解決。

でも、教育委員会に相談したことは担任の先生にも伝わったようで、微妙な壁ができてしまいました。最初から相談する順序を知っていたら、こんな雰囲気にはならなかったかもしれません…。

教育委員会は「なんでも相談」じゃない(頼子さん/35/デザイナー)

 息子が小学校に入学して間もないころ、頭に包帯を巻いて帰ってきました。驚いて息子に「その包帯どうしたの!?」と聞くと「先生がやった」と言うではありませんか…でも先生からはなんの連絡も入っていません。パニックになった私は、その勢いのままに教育委員会に電話して「担任が息子に大けがをさせて、学校からなんの連絡もない」と訴えてしまったのです。

shutterstock_324725561

電話を切ったあとで改めて詳しく聞くと…息子の不注意で少し頭皮を切ってしまい、保健室に行ったところ養護教諭が不在。そこで「先生が」処置を「やった」、というじゃないですか!! あわてて包帯を外してみると傷はほんの2mmほど。絆創膏が見当たらず、ガーゼを当てて包帯で巻いた、というのが真相でした。

その直後に先生から状況説明の電話があり、教育委員会にも訂正の電話をしました。「なにごともなくて良かったですが、まずは学校に相談を…」と言われ、恥ずかしいやら申し訳ないやら。教育委員会は気軽に電話していい「なんでも相談窓口」ではないんですよね…子どもの包帯頭にテンパりすぎて、早とちりした自分を猛省しました。

教育電話相談でアドバイスをもらい(緑さん/39/調理師)

 息子が小4のころ学校で友だちとトラブルになり、担任の先生に相談してもうまく解決してもらえませんでした。そこで教育電話相談の窓口に相談してみたところアドバイスされたのは、「まずは学年主任の先生、それでもダメなら教頭先生、それから校長先生に相談してください。いきなり教育委員会に行くと大ごとになります」とのこと。

shutterstock_393958657

教育委員会が動くということは、友だち同士やクラス内の問題ではなく学校全体の大きな案件になってしまうので、子どもが学校に行きづらくなってしまうこともあると言われました。

アドバイス通り学年主任の先生に相談し、念のため教頭先生にも同席してもらったところ、ベテランの采配ですぐに解決。先生方の配慮で当事者同士の話し合いをしたので、クラスや学年で噂になることもなく無事解決されました。トラブル相談にも、ベストなルートがあることを初めて知りました。

学校で起こった問題は、まずは学校内で話し合うのが基本。学校は縦の組織なので〝上司〟がいます。まずは担任や学年主任、それでも解決しなければ副校長・校長と、問題を上げていく道筋があるんですね。「教育委員会」は最終手段、学校にはベテラン先生がたくさんいますので、まずはそこを頼ってみましょう。

shutterstock_671826229 (1)

ライター:矢島みさえ
心理カウンセラーとして勤務しながら、ライターとしても活動中。オタクな母と同じ道を歩まぬよう、2人の娘には、王道のアニメしか見せていなかったにも関わらず、長女は創作活動、次女はマイナー路線への道を歩み始めていることに、少し頭を悩ませています。

あなたにオススメの記事

コミュニケーションテーマ : 【学校・園】その他の記事

学校・園
もっと見る