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どうするのが正解なの?もしも子どもから「小学校に行きたくない」と言われたら

コミュニケーション

2019.08.08


小学生の子どもから、「学校に行きたくない」と言われ、ドキッとした経験はありませんか? 学校を休ませるのは簡単なこと。しかしそれが不登校につながるかも……と思うと、ついためらってしまうママも多いのではないでしょうか。

とはいえ、子どもからの訴えを無下に扱うのは危険かもしれません。子どもの意見を真っ向から否定するのを避けた方が良い理由と、子どもの発言に対する、親としての向き合い方を教えます。

■「とにかく学校へ行きなさい」は危険

朝の忙しい時間、突然子どもが「学校へ行きたくない!」と言い出したら、困ってしまうママも多いのではないでしょうか。「そんなこと言われても、どうすればいいの!? 私だって仕事に行かなくちゃいけないし……」というのが、ママとしての本音なのかもしれません。

このような場面で、つい口に出してしまいがちなのが「とにかく今日は学校へ行きなさい」という言葉です。「行ってみたら、楽しいことあるかもよ?」「とりあえず行ってみて、帰ってきたら話しを聞くよ」といった言葉も、子供にとっては同じ意味となります。

しかしこのような「とにかく学校へ」という言葉は、子どもの心を突き放してしまうものだと心得ておきましょう。

多くの子どもにとっての学校とは、「子どもが当然行くべき場所」で「行かなければならない場所」といったイメージです。そこに「行きたくない」と伝えるのは、子どもにとっても勇気が必要なことなのです。子どもは周囲の大人の気持ちを敏感に察知するもの。「行きたくない」と自分が言えば、パパやママが困ってしまうことも、ちゃんとわかっているでしょう。

それでも子どもが「学校に行きたくない」と言うのは、口に出さざるを得ないほど、子どもが抱えるストレスが大きくなっていることの証拠でもあります。ギリギリまで我慢した結果が、「朝登校する前の一言」になったのかもしれませんね。

■原因究明やアドバイスも、子どもの心には届かない

子どもから「学校に行きたくない」と言われたときに、慌ててしまうママも多いことでしょう。子どものためを思って……と、原因究明やアドバイスをしようとする方もいます。

とはいえ、「どうして学校に行きたくないの?」と子どもを問い詰めるのは、逆効果になってしまう可能性も。自分の気持ちや過去の状況を説明するためには、高いコミュニケーション能力が必要となります。まだまだそれが難しい子どもも多いことでしょう。

また「どうして」というパパやママの言葉に対して、「なんとかして学校を行かせようとする」本音を感じとる子どもも少なくありません。「叱られている!」と感じ、萎縮してしまうケースも少なくありません。

子どもが学校に行きたくない理由、親としては非常に気になるところです。とはいえ、それを聞くのであれば、子どもの気持ちをしっかりと受け止め、子どもとの間に確かな信頼関係が築けている必要があります。「学校へ行きたくない」と言われたときに、反射的に「どうして?」と聞くのは避けた方が無難です。

さらに親としては、「じゃあ先生に相談してみたら?」なんて、アドバイスをしたくなることもあるかもしれません。親としては良かれと思っての行動なのですが、子どもにとっては「結局行けってことなのか」と感じてしまう可能性があります。

「学校に行きたくないという気持ちを、パパやママに受け入れてもらえなかった」と感じてしまえば、子どもが心を閉ざしてしまうことも考えられます。

■大切なのは「共感する」ということ

親としてNGな行動ばかりを示されると、「じゃあいったいどうすれば良いの!?」と、不安になる方も多いことでしょう。とはいえ、子どもから「学校に行きたくない」と言われたときの親の対応は、決して難しいものではありません。「そうなんだね」と、ただ共感してあげれば良いのです。

「学校に行きたくないよ」と言われたら、子どもの顔をしっかりと見ながら、「そうなんだね。学校に行きたくないんだね。本当の気持ちを言ってくれてありがとう」と伝えてあげれば大丈夫です。大好きなママに気持ちを受け入れてもらえただけで、安心する子どもは決して少なくありません。

学校を休むかどうかについては、子どもの気持ちを尊重しましょう。ママに気持ちを受け止めてもらえたことで、「やっぱり学校に行ってみる」という子どももいれば、「今日は休みたい」という子どももいます。大切なのは子ども自身が決めることで、ママはそれを受け止めてあげればOKです。

また「ママにどうして欲しい?」と聞くのもオススメの方法です。子ども自身が「安心できる方法」を教えてくれるはずですし、こうしたやり取りの中で、「ママは自分の話をきちんと聞いてくれる」という、信頼関係を育むことができます。

子どもが学校を自分で休むと決める裏には、たとえ言葉にできなくても、何かストレスを抱えている理由があるのでしょう。その気持ちを受け止め、まずは子どもが安心して過ごせる場所を確保した上で、落ち着いて対処していくのがオススメです。

■まとめ

子どもから「学校に行きたくない」と言われたら……焦ってしまうママも多いはずです。しかしここでの対応を誤ると、「ママは自分の気持ちをわかってくれないから、何を言っても無駄なんだ」なんて、誤解を生んでしまう可能性もあります。いったん気持ちを落ち着けて、冷静に対処してみてください。

たとえそのまま学校に行けなくても、選択肢はたくさんあります。また子どもが「自分で決めた」という経験は、長い目で見て、マイナスに働くことはありません。親として、ストレスを抱える子どもを、上手に支えられたら良いですね。

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