2019.11.20
2019.12.03
友人の結婚式は気持ち良く祝いたいものですが、その人が“2度目”の結婚式だった場合はどうでしょうか? ネット上では、「2度目の結婚式に招待された時の対応」について議論が繰り広げられていました。
2度目の結婚式は理由をつけて断る!?
友人が最近再婚したというOさんは、2度目の結婚式に招待されたそうです。
最初の結婚式は快く参加しましたが、2回同じ人を祝うことに若干の抵抗が。「再婚した友人の結婚式は、前回と同様に参加するべきかどうかがわかりません…」と心の内を明かしています。
Oさんの悩みに共感する人は多く、
「前の結婚式にも参加してたら正直複雑な気持ちになるよね」
「ご祝儀をもう1回払うのかって考えてしまう」
「結婚相手が初婚ならもう一度式をあげたい気持ちも分かるけど、招待される側としてはモヤっとする」
という声が続出していました。
複雑な心境を抱く人たちの中には、
「理由をつけて断る。引越しした時や、子どもを授かった時に祝う程度で十分」
「前の結婚相手の話もタブーで気を遣うし、めでたい場なのに微妙な空気を感じたくないので遠慮します」
「そこまで仲良くない人だったら行かない」
など“不参加”の意思を示す声が。
抵抗を感じたら断るという人は意外と多いようです。
欠席しても祝電は贈るべき!?
2度目の結婚式に参加しない人が見られましたが、“参加する派”の意見も。
ネット上では、
「2回目だとしてもおめでたいことだし、祝ってあげたい」
「職場の人だったら関係性にも気を遣って参加します」
「再婚といっても相手が違うので、別物と考えて出席するかな」
といった声が上がっていました。
参加するか断るかは悩ましいところですよね。
なかなか決めきれない人に対して、
「まずは気持ち良く祝えるかどうかを考えてみて。行くか行かないかはそれから決めればいい」
「その人との関係性で決めてみたら? 今後も長いつき合いになりそうなら出席するべきだと思う」
「面倒だったら参加する必要ないけど、祝電くらいは贈るべきじゃないかな」
などのアドバイスが寄せられています。
またご祝儀に関しては、
「一度渡したならもう一度渡す必要はないと思う」
「マナーとして前回と同じ額を支払うべき」
「友人の再婚相手のことも配慮して、一般的なご祝儀を出すべき」
などの意見があげられていました。
友人だけでなく、再婚相手の立場も考えていく必要があるかもしれません。
再婚を理由に結婚式をしない人は約1割!
再婚で2回目の結婚式を挙げる人もいれば、初婚でも「結婚式はしなくていい」という人もいるようです。入籍したものの、結婚式をしない形態の「ナシ婚」。一体どのような理由から「ナシ婚」を選択するのでしょうか?
株式会社みんなのウェディングが今年実施した「『ナシ婚』に関する調査2019」では、316名の“ナシ婚派女性”にアンケートをとりました。
まず「結婚式をしない理由」についてたずねると、最も多かったのは「経済的事情(費用が高い、資金がない)」の21.8%。他にも「セレモニー的行為がイヤで、挙式や披露宴自体を行いたくなかった(18.0%)」「授かり婚・おめでた婚のため(16.5%)」などが高い割合を占め、「再婚のため」と答えた人も10.4%にのぼっています。
また「入籍以外に、結婚を機におこなったこと」も質問。「身内だけの食事会(54.7%)」「新婚旅行(27.2%)」「ドレスや和装など婚礼衣装を着用して写真撮影(24.1%)」といった回答がランクインしていました。結婚式を挙げなくても、他の行事が代わりの役目を果たしているのかもしれません。
人によりますが、結婚式は“人生の一大イベント”。式に招待された際は、失礼のないように対応していきたいですね。
文/古山翔
参照/株式会社みんなのウェディング「『ナシ婚』に関する調査2019」https://www.mwed.co.jp/press/release/2019/06/07/not-wedding-servey/