2019.06.07
子どもが小学校に上がると、親が学校に集う機会も少なくありません。PTA総会や学級懇談会など、出席を呼びかけるプリントがしょっちゅう回ってくる……なんて感じているママもいるのではないでしょうか。
さて、そんなPTA総会や学級懇談会、「出た方が良いの?」「何をするの?」なんてお悩みも付き物ですよね。積極的に参加する派、参加しない派のそれぞれの意見や、メリット・デメリットを解説していきます。
■PTA総会や学級懇談会、いったい何をするの?
子どもが小学校に上がるとすぐに、PTA総会や学級懇談会のお知らせをもらってくることがあります。「いったい何をするの!?」なんて、不安を感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
PTA総会とは、PTAに加入している会員が一堂に集まって会合を行うこと。今年度の役員の紹介や、昨年度の会計報告、今年度の予算案や行動計画案が発表されます。細かい部分は学校によっても異なりますが、現行の制度に何らかの不満がある場合には、PTA総会で発言の機会を与えられることもあります。
PTA総会では、重要事項が決定・承認されるケースもあり、欠席する場合には委任状の提出が必要となるでしょう。
一方で学級懇談会は、子どもが在籍しているクラス単位で行われます。クラス担任から学級の様子や気になること、今後の予定などの話のあとで、それぞれの親が自己紹介や子どもについて話すケースも多くあります。
参加を求められれば「行く」ことを前提に考える方も多いとは思いますが、仕事や家庭の事情など、出席が難しいケースもありますよね。また特別な事情がなくても、足が向かないという方もいるのではないでしょうか。
それぞれの意見をチェックしてみましょう。
■積極的に参加する派の理由
PTA総会や学級懇談会に積極的に参加する派の意見は、以下のとおりです。
・他の子どもの保護者と交流するきっかけになる
・PTAやクラスの雰囲気について、自分の目でチェックできる
・クラス懇談会で、先生から直接子どもたちの様子を聞くことができる
・参観日などとセットで予定が組まれていて、参加する流れになっている
PTA総会や学級懇談会は、親が学校の様子を知る絶好のチャンスでもあります。子どもの話や噂話だけではよくわからないことを、自分の目と耳で確かめることができるでしょう。
また子どもが小学生になると、親同士の関りは非常に薄くなっていきます。誰が誰の保護者なのかわからない!なんてケースも少なくありません。総会や懇談会に積極的に参加することで、周囲の子どもの保護者について、認識しやすいというメリットもあります。
中には、PTA総会や学級懇談会への参加に対して、それほど前向きな気持ちを抱いていないものの、行事の流れや予定によって、参加への流れがすでに作られているようなケースもあります。こうした仕組みも、参加の理由となっているようです。