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LINEの「ステメ」に不満を書く子どものサインを見逃すな

子育て

2021.03.30

春が来ました。子どもたちにとっては新学年のスタートとなる季節です。そして、春は子どものスマホデビューを検討する人も多いころですね。

 

スマホデビューと同時にLINEを使い始める子どもも多いはず。LINEは家族でグループが作れること、既読がつくこと、スタンプで感情を表現できることなどから、親子のコミュニケーションツールにぴったりです。

 

ただし、LINEの利用推奨年齢は12歳以上とされています。LINEは金融サービスなども行っているため、青少年保護の観点から設定されている年齢です。

 

そのため、12歳より下の年齢の子どもが利用する際には、保護者が管理する必要があります。勝手に友だちと繋がらないように約束をして、時々様子を見てあげてください。

 

子どもがLINEを使うときのチェックポイントは他にもあります。今の子ども達がどんな風にLINEを使っているのか、子どもがLINEデビューしている人もそうでない人も、知っておいてくださいね。

子どもたちは「ステメ」に悪口や親への不満を書く

皆さんは「ステメ(ステータスメッセージ)」をご存じですか?以前は「ひとこと」とされていた、プロフィールの横にコメントを書ける機能です。ステメには500文字までの文章を書くことができ、手書き風フォントに変更することも可能です。

 

この欄を子ども達はフル活用しています。今日あった出来事を日記のように記したり、ふと思ったことを書いたり。ステメはスクロールすると文章の最後の方が表示される仕組みなので、改行をたっぷり入れてポエムのように文章を書く人もいます。

 

日記やポエムなら問題がないのですが、ここに悪口を書く人がいます。それもはっきり相手の名前などは書かず、「男の前だと態度変えてるし」「先帰るとか頭おかしい」といったように、本人や周囲が何となく誰かを推察できるような書き方をします。すぐ表示される上の方には好きなタレント名などを書いていても、スクロールすると悪口が出てくることも。

 

「自分かも…」と思っても、「あれは私のこと?」とは聞きづらいですよね。でもステメで応戦する人もいます。「毎回試合でミスされてウザ」との書き込みに「自分だけ活躍しているつもりで草」など、お互いに名前を出さないまま、激しく更新し合うのです。

 

また、愚痴を書く人もいます。「マジで家出したい」など、家庭に対する不満や友人関係のトラブルが書かれがちです。かなり落ち込んでいるときには、プロフィール画像を真っ黒にする人もいます。

 

大人はステメが更新されても気づかないことが多いのですが、子どもの本音が書かれていることもあるので、定期的に見ておきましょう。「ホーム」画面でプロフィール画像の横に緑色の丸が表示されている場合、更新されている合図です。ステメは繋がっている人なら誰でも見られるので、「勝手に見ないで」と怒られても、「見えるんだから。それより何かあったの?」と返しましょう。トラブルは早めに見つけておくことが大切。見守りも含めて、ステメをチェックしてくださいね。

トークに来る「不幸の手紙」に悩む子も

LINEを始めると、友だちとただやり取りするだけでも楽しいもの。常にトークを送り合うようになります。楽しい会話なら続けていてもいいのですが、だんだん不穏なトークも送られてくるように。

 

例えば、チェーンメール。「テレビの企画で何人に拡散するかを調べています。これを読んだら他の子に送って」といった悪ふざけや、新型コロナウイルスの対処法などのデマが回されてくることがあります。また、スパムメールのように、「無料でプレゼント。ここをクリック!」などのトークが回ってくることも。

 

子どもならではのチェーンメールとしては、「このメッセージを大事な友だち10人に送らないと、その友だちが不幸になります」という、いわゆる「不幸の手紙」があります。幼い子どもほど真剣に捉えてしまいがちです。さらに友だちに送れば「こんなのに騙されないで」と叱られる場合も。

 

LINEを始めたばかりの時には、こうした小さなトラブルがいくつもあります。最初は「トークも見させてね」と約束して、おかしなトークを受け取っていないかチェックしましょう。そして、こういうメッセージはスルーしていいんだと教えてあげてください。子どもは返事を返さないといけないと思い込み、一人で悩んでいるかもしれません。

 

メッセージアプリの代表格であるLINEはとても便利です。その人気から、「LINEをするためにスマホがほしい」と訴える子どもも多いほど。でも、文字だけで意思を伝える難しさ、悪意ある人物との出会いの可能性など、自由に使わせておくには少し心配な面もあります。トラブルのポイントを抑えて、子どもを見守ってくださいね。

文/鈴木朋子

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