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ゲーム肯定の理由…「楽しい時間」が長い方が人生は幸せだ

子育て

2020.09.26

2020.10.16

デジタルネイティブ世代の子どもたちにとって、ゲームは日常生活から切り離せない存在です。

 

「ゲームのやりすぎはよくない」と言われて育った私たち親世代は、子どものゲーム利用にどう向き合えばいいのでしょうか。

 

特集「ゲームは悪なのか!?子どもは『好き』で成長する」第3回目は、ゲームを積極的に育児に活用している例を紹介します。

 

eスポーツイベントの企画・運営などを手掛けるウェルプレイド株式会社の代表であり、5歳の男の子のパパでもある谷田優也さんに伺いました。

 

PROFILE:谷田優也(たにだ・ゆうや)

1982年東京都生まれ。2010年角川コンテンツゲートに入社。2015年11月『ストリートファイター』をきっかけに出会った髙尾 恭平氏(COO)とウェルプレイド株式会社を設立。eスポーツの企画コンサル・運営 番組配信・映像制作、プロゲーマーのキャスティング・マネジメントなどを行っている。

 

ゲームは「親よりできる」喜びを子どもに与えてくれる 

ゲームは親子のコミュニケーションツールの一つ

——仕事としてゲームに携わる一方、プライベートでは5歳児の父親でもいらっしゃいます。お子さんは小さい頃からかなりゲームに親しんでいるとか。

 

谷田さん:

はい、1歳からiPadを与えていました。なので、デジタルネイティブになるだろうな、という確信はありましたね。2歳のときは動画サービスの音声検索で「仮面ライダーウィザード 再生」ができるように。そんな状態を3年くらい続けていたら、ポケモンやドラえもんなどのアニメはどちらも6割くらい消化していました。

 

ゲームをやめるタイミングは時間で区切らず、本人が納得するきりのいいところまで。ただし、やるべきことをやってから、というルールでやらせています。

 

——ゲームを小さいうちから体験させることで、できることが増えていると感じているそうですね。

 

谷田さん:

未就学児ですが、ゲームを通じて、文字の習得、簡単な計算はできるようになっています。

 

画面に出てくる文字を見ているうちに、やさしい漢字も読めるようになりました。足し算や引き算はポケモンのゲームをしながら「100のHPがあって30のダメージを受けたら、あとどのくらい残っている?」といった感じですね。すべてゲームから自然に学んだことです。

 

——3桁の引き算は、小学2年生のレベル! まさに実践的な学びですね。

 

谷田さん:

英才教育なんてしていないんですけどね(笑)。

 

息子は年齢の割には語彙力もあるように思います。ポケモンやドラえもんを間もなく全話見終えるのですが、そこから得たものが多いんじゃないかな。読書は語彙を増やし、様々な価値観を学べると言いますが、動画にも同じ効果があると感じています。

 

——そんな息子さんを見た保護者から「ゲームと子育ての関わり」について聞かれることも多いとか。

 

谷田さん:

皆さんゲームと子どもの関わりが気になっているんだなと思います。「どういうふうにゲームをやらせているの」「おすすめのゲームは」もよく聞かれます。

 

ただ僕は「ゲームは誰にでも万能だ」と声高に言いたいわけではない。家庭の教育方針や子どもの個性によって、ゲームのやらせ方やおすすめのゲームは変わってくると思っています。子育てにおいてゲームは悪じゃない、ポジティブな面もあるよ、ということを伝えていければいいなという感覚です。

 

我が家にとって、ゲームは親子のコミュニケーションツールのひとつ。息子を見ていると、「ゲームに熱中」というより、「親に見て欲しい」という感じの方が強いです。「このゲームはこんな展開があって、僕はここまでクリアできたんだよ」とか一生懸命話してくれます。それを一緒に面白がることが大事だと思います。

 

また、「親が体験していないことを先んじて体験でき、親に教えられる経験ができる」のも子育てにおけるゲームの魅力です。幼いときに「親に何かを教えられる自分」を自覚できるのは貴重な経験ですよね。ポケモンは僕より息子の方が詳しくて、いつも教えてもらっています(笑)

 

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