子育て
2018.10.09
赤ちゃんの時期を過ぎ、1歳後半あたりからのママの悩みで多いのが、「気にいらないことがあると叩く・手が出てしまう」というものです。
特に悩んでいるママが多いのは2歳台。イヤイヤ期とも重なり、叱ったり言い聞かせたり、いろいろ工夫してもすぐに叩くのがおさまらないことも多いのが特徴です。
きょうだいで同じように育てても、手の出やすい子とそうでない子がいるように「育て方」がすべてではなく、生まれ持った性格もあるようですが、やはり少しでも早く何とかしたいですよね。
今回は、「ママを叩いてしまう子は、なぜ叩くのか」を年齢別に見ていったあと、「叩くのをやめさせるための良い対応・悪い対応」などについて考えていきたいと思います。
どうしてママを叩くの?
ママを叩いてしまう理由には、年齢によって違いがあるようです。まずは年齢ごとにみていきましょう。
|1歳児がママを叩く理由
自分の意志で自由に手足を使えるようになる1歳半頃から、何かを注意されたりやめさせられたことで怒ってモノを投げたり、ママを叩いてくる子が出てきます。
中には同じ状況でも平気な時と怒り出す時があったりして、タイミング・理由が分からないことも。
また「たたかれた相手の痛さ」は1歳台ではまったく想像できませんが、叩いた時の大人の反応から、良いこと(承認)か悪いこと(非承認)かは判断できています。
ただし、判断できたからといって「悪いことだからやめよう」といった自制はまだまだききません。