子どもを現場へ連れてくることに“罪悪感”を感じていた?


Saoriさんが影響を受けたという安藤さんは、3月1日に行われた「第42回日本アカデミー賞」へ出席。映画「万引き家族」の熱演が評価され、最優秀主演女優賞を受賞しています。

 

受賞スピーチで安藤さんは、「出産して半年くらいで、赤ちゃんを抱えて現場に来ている。映画も大好きですけど、戸惑いというか罪悪感を持ってしまっている時もあった」という思いを告白。

 

また“女優と子育ての両立”は苦悩があったようで、「子育てしながら作品に関わる時間をどうやって作ればいいのか、ずっとわからなくて。私が『万引き家族』で感じたことは、子育ては24時間。映画の現場も24時間。子育ても映画も全力を尽くしていかなければならない。それをどのようにバランスを取ったらいいのかわからなくて」と複雑な心境を吐露。しかしその後、「でも私の1番の目標は、妻として母として、健やかな日常を送ることです」と力強く語っていました。

 

育児と仕事を両立している芸能人ママたちも、悩みつつ“正解”を模索しているようですね。

 

文/長谷部ひとみ