2018.07.01

子供の偏食…先輩ママの対策と1歳児の変化

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離乳食が進み、色々なものが食べられるようになる1歳頃。でも、この時期、「魚をほとんど食べない」「お豆腐がきらい」「パンしか食べない」など、子どもの偏食で悩んでいるママは意外と多いのです。ミルクやフォローアップミルクを飲んでいる間はまだ少し安心ですが、ミルクを卒業した後の栄養バランスは大丈夫?と心配になりますよね。かといって、いつまでもミルクを哺乳瓶で飲んでいると虫歯も気になるし悩ましいところです。

 

今回はそんな1歳児の偏食について取り上げ、対処法を考えてみます。

 

どうしてこの時期に偏食がはじまるのか


離乳食をスタートした当初は好き嫌いなくなんでも食べていたのに、1歳から1歳半の時期に突然、食べさせようとしてもイヤイヤしたり、手で払いのけたり、口に入れたものを吐き出したり…今まで食べていただけに、ママは「なんで?」と驚いてしまうことでしょう。

 

この時期になって偏食が始まるのか、それにはいくつかの理由があると言われています。

 

まず、味覚が発達してきたからこそ、食の好みもはっきりするということ。同じく、1歳頃からは自分で何かを選択する「意思決定」の力もさらに伸び始める時期であり、それが身近な「食」に表れているといえます。

 

次に、1歳代は多くの子どもが歩けるようになる時期であるため、食べるよりも遊ぶ方が楽しくなっていることも考えられます。5分もしたら椅子から降りてトコトコどこかに行ってしまう子どもの頭の中は、「いま忙しくてごはんどころじゃないの」かもしれませんね。

 

みんながやってる対策は


ママたちが、子どもの「食べない」対策として、ママ友や保育士さん・おばあちゃんに相談した時にもらったアドバイスや、育児書に書かれていることなど、世間一般で効果があるといわれている方法を集めてみました。もうとっくにやったよ!という内容もあるかと思いますが、まだ試していないものがあればぜひ試してみて下さいね。

 

誰かと一緒に食べる

ミルクや離乳食の時は家族の食事中とは違う時間帯にあげていたので、その流れで、子どもだけに食事を用意して食べさせることもあると思います。一緒に食事をすると、スプーンで食べさせないといけないし、ママも食べる暇がないので、別々にした方が楽なのは確かですが、家族がおいしそうに食べている姿を見ることで、自分もそれ食べてみようかな…という気持ちがわくと言われています。毎回は無理でも、できるだけ一緒に食事を準備してあげると、そういうチャンスも増えますね。

 

空腹感を味わえるようにする

週末などは、朝のうちにお昼ごはんを用意して、お腹が空いたらすぐ食べられるようにしておいた上で、公園などで思いっきり体を動かしてみましょう。ただし、母乳やミルクを飲んでいる子の場合、極限までお腹が空くと飲みやすいミルクを要求して大泣き…ということも考えられますので、それより少しだけ早めに遊びを切り上げるのがコツですね。

 

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食べられるものに苦手なものを混ぜる

特定のものしか食べない場合、それに近いもので少しバリエーションをつける方法は、多くのママがやっていることと思います。

 

ふりかけごはんしか食べないなら、刻んだ青菜やゴマ・海苔などを混ぜた鶏そぼろをふりかけ感覚で乗せてみたり、コロッケしか食べないなら、細かいにんじんやいんげんなどを混ぜたものを作ってみたりすると、意外と食べてくれる可能性も。1回やってみてダメでも、2回・3回と続けていたら食べてくれた!という声もありましたよ。

 

好きなキャラクターなど、食器を変えてみる

お気に入りのキャラクターの食器以外にも、おままごと用の食器をきれいに洗って使ってみたり、お弁当箱に入れてみるなどの方法もありますね。

 

食べる部屋を変えたり、公園へおにぎりやパンを持って行ってみるなど、気分を変えることで、いつもと違うものを食べられたというママもいました。

 

偏食の1歳児、その後はどうなった?


1歳当時、お子さんが偏食で困っていたママたちに、今はどんな様子か聞いてみました。

 

「同じものしか食べなくても気に病まず、食卓にだけは並べるようにしていました。そうするためには、イチから子ども用に作っていられないので、基本は大人メニューからの取り分けで、ほとんど専用には作りませんでした。今3歳ですが、いくつか苦手な食材がある程度で、ほぼなんでも食べています」

 

「1歳3か月から偏食がはじまり、色々工夫するものの、ほとんどバナナとうどんしか口にせず…体重も軽くて心配でしたが、2歳の誕生日の3日前にふと私のお皿のキュウリを食べたのをきっかけに、あれよあれよとなんでも食べるようになりました。もうすぐ4歳ですが、相変わらず食は細いものの、好き嫌いはあまりないです。」

 

「1歳頃は、白いごはんだけ食べたらあとは何も食べないという日も多くて、栄養バランスの偏りが気になっていたんですが、保育園で園長先生に、1週間単位でそこそこバランスが取れていたら大丈夫と言われて少し肩の荷が下りました。週のうち、今日はもうごはんしか食べなくてもいいや!という日を作って、ヤキモキせずに過ごせたので良かったと思ってます。もう小学生なので給食を食べていますが、家でもごはんだけってことはもちろんないですよ!だいたいなんでも食べています」

 

まとめ


一生懸命作ったごはんをほとんど食べてくれないのは本当にがっかりしますし、食事は毎日のことなのでママのストレスは相当なものだと思います。

 

ただ、体験談から見ても、1歳時期の偏食がのちのちまで影響することは少なそう。野菜嫌いなどの食事の嗜好が固定しやすいのは、3歳児の頃という説もあります。

 

大人と違って「あまりおいしく感じないけど、健康のために食べておこう」などと考えることができない1歳児は、いろいろな味を知る過程で、食感や味などに対する反応の振れ幅がよりはっきり表れている最中なのかもしれません。

 

ママは毎日ほんとうに大変ではありますが、ときどきは栄養バランスのことは忘れて食べられるものだけでOKと割り切り、色々な食材を食べてみる環境だけは維持して、この時期を乗り切りましょう!

 

文/高谷みえこ

高谷 みえこ

ライター歴15年。大手企業サイトなどで執筆を行う。得意分野は女性・主婦向けの記事。育児ポータルサイトでは新米ママのお悩み相談コーナーで回答者を務めた実績を持つ。