2019.03.07

ワンオペ育児になってない?共働き夫婦が考えたい子育てバランスの取り方

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もともとは飲食店などをひとりのスタッフが切り盛りする状態を指して使われてきたワンオペという言葉。外食チェーン店など、アルバイトしている学生であって大変な労働をしていることが明らかになり話題となりました。近頃はワンオペという言葉が広く知られていることもあり、より幅広い場面で使われるようになっています。

子育てについても、夫婦のどちらかひとりに負担が大きくかかっている状態が「ワンオペ育児」と呼ばれ問題となっています。共働きの夫婦であっても陥りやすいワンオペ育児から脱却するためにはどんな方法が有効なのでしょうか。

■ワンオペ育児は体力的にも精神的にもかなりハード

家事について、共働き家庭であれば自然と分担ができあがっている夫婦が多いのではないでしょうか。子育てについても同じように分担し合ってできればいいのですが、やはり子どもの面倒を見るのはママという印象からなんとなくママの負担が多くなってしまったり、逆にパパばかりに負担が集中して仕事との両立に苦労したり……というようにバランスが崩れてしまうことも。

家事や育児に関して一番大変なのは、体調が悪いからといって休むわけにはいかないということです。会社の場合普通なら体調が優れない場合には休むことができますが、育児や家事はそういうわけにもいきませんよね。夫婦できちんと分担できていれば元気なもうひとりがサポートできるのですが、ワンオペ育児になってしまっているとそれもできず、無理して動き続けるために体調の回復も遅れてしまいます。

そもそも、育児がはじまれば片時も子どもから目を離すことはできなくなります。そうなれば常に緊張状態で居続けなくてはならないからこそ、お互い交代で子どもの面倒を見たり、子どもを任せている間に他の家事を片付けたりといった協力が必要不可欠です。

ただでさえ体力的にも精神的にもハードな育児を、さらにほぼひとりでこなすとなればストレスが大きくなりすぎて破綻してしまうのは必至。手遅れになる前に、きちんとした対策が必要です。

■やっぱりワンオペ育児をすることになりやすいのはママ

「イクメン」という言葉が広く知られるようになった結果、多少家事や育児を手伝うだけでイクメンとしてもてはやされる風潮までも広まってしまいました。この結果に、なんとなく釈然としないものを抱えているママも多いのではないでしょうか?

それはもちろん何も手伝ってくれないパパよりは多少手を貸してくれるイクメンパパの方がマシではあるのですが、そもそも「手伝う」というスタンスなことに違和感がありますよね。父親と母親で向いている作業はそれぞれ異なるものの、本来子育ては夫婦揃って行うべきことです。メインで家事・育児をするのはママであり、それをサポートするだけで良い父親扱いされるのはママの立場からすれば腹立たしいものです。

専業主婦のママならそれでもまだなんとか頑張れるかもしれませんが、共働き夫婦であればママもパパと同様に仕事をしているにもかかわらず家事や育児もメインで行わなければいけないというあまりに不平等な状態になってしまいます。

ワンオペ育児が体力的・精神的につらいのはもちろん、仕事も頑張っていきたいのに家事や育児のために手がまわらず歯がゆい思いをしているママも少なくありません。ママにばかり負担を負わせないためには、夫婦間でどんな対策を取っていくべきでしょうか。

富樫 真由美

富樫真由美
保育の仕事をしながら子育てをした経験を活かし、ライターをしています。