子どもは人見知り期間で環境の変化に折り合いをつける!


人見知りの激しい赤ちゃんは、ただお母さんを困らせたいだけではないよう。NHKの公式サイト「すくコム」に載せられた専門家のアドバイスを見てみると、人見知り期間中に何が起こっているのかが分かります。

 

筑波大学の教授・安梅勅江先生は、「人見知りをするのは感受性が強いことのあらわれ。怖がっても、まわりのことに関心を向けているようであれば周囲に興味をもっているということ」「子ども自身が大丈夫だと思えるようになれば、自然と外に出ていくようになるはず」という見解を示していました。

 

また武庫川女子大学の教授・倉石哲也先生によれば、「不安感にどうやって馴染んでいこうかと、子どもなりに一生懸命考えている時期」とのこと。つまり子どもの成長過程においては、なくてはならない時期なのかもしれません。

 

生後4~5カ月あたりに突然訪れる人見知り。初めて目の当たりにする赤ちゃんの変化には、驚くことも多いはず。しかし子育て経験者なら誰もが通る道なので、先輩ママに相談してみるのも1つの手段ですよ。

 

文/牧野聡子