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「鼻うがい」どんなメリットがある? 小児科看護師の〝正しいやり方と注意点〟

子どもの健康

2020.04.10

「鼻うがい」に水道水を使うときの注意

 

iStock/yu-ji

 

市販の「鼻うがい洗浄液」を使用するのが最も安全ですが、水道水で作った食塩水を使用することも可能です。ただしいくつか注意点があります。

最も注意したいのが、水道水に含まれる「非結核性抗酸菌」による慢性副鼻腔炎の可能性です。非結核性抗酸菌は、土や水など環境の至る所に生息している細菌で、水道水にも含まれていることがあります。

また非結核性抗酸菌だけではく、水道水で鼻うがいをしたことによりアメーバが脳に入り込み髄膜脳炎を引き起こした、という事例もあるのです(※1)

そのため水道水を使用して食塩水を作る場合は「一度煮沸した湯冷ましを用いる」「減菌水を使用する」といった対策を心がけましょう。ちなみに真水を使うと痛みが生じるため、浸透圧が体液と同じ「0.9%食塩水」を使って行います。

他にもあります「鼻うがい」の注意点

●顔を上に向けない

鼻から洗浄液を流すとき、顔を上げて流すと耳に洗浄液が流れ込みんで中耳炎を起こす可能性があります。必ず前かがみの状態で行ってください。

●洗浄中はつばを飲まない

鼻に洗浄液を流し込んでいるときにつばや洗浄液を飲み込もうとすると、耳に洗浄液が流れ込む可能性があるので、飲み込まないようにします。

●鼻うがいのあと、鼻を強くかまない

鼻うがいのあと鼻を強くかむと、洗浄液が耳に入って中耳炎を起こす可能性があります。鼻から洗浄液を出すときは、強くかみすぎないようにします。

●片鼻ずつ行う

洗浄液を流すときは、片鼻ずつ行います。両鼻から同時に吸い込むとむせてしまいます。

●やりすぎない!

鼻うがいは「1日1〜2回程度」にしましょう。1回のうがいも2〜3度繰り返す程度にし、鼻水が出てこなくなったらやめましょう。

 

 

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