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21時〜は体の痒みが増す!? 体内時計の乱れが生み出す“魔の時間”

美容

2018.12.25

20181211tainaidokei01睡眠や行動の周期に影響を与える“体内時計”。生まれつき体に備わっている機能と考えられ、能力を最大限発揮するには不可欠なものです。実は体内時計の働きから、“病気が起きやすい時間”“食べると太りやすい時間”が分かるそうで…。

 

体内時計の乱れが“魔の時間”を作り出す?


今年の11月に放送された『よじごじDays』(テレビ東京系)には、日本大学薬学部の教授・榛葉繁紀先生が登場。体内時計に隠された“魔の時間”を教えてくれました。

 

体内時計は脳や内臓、血管など全身の細胞に存在し、リズムを刻んでいます。しかし体内時計が乱れてしまうと、病気を引き起こす魔の時間が生み出されることに。

 

例えば午後9時から午前0時までの時間は、かゆみが増す魔の時間。“ヒスタミン”という物質が過剰に分泌されると、体内で防御反応が働いてかゆみが起きます。ある実験でも、かゆみの原因となる細胞の免疫リズムは夜の時間帯にピークを迎えていました。

 

そこで対策として、細胞が活発になる午後9時前からかゆみ止めなどを塗っておくと効果的です。この時期に乾燥が原因でかゆみが出る人は、魔の時間を逆手にとるといいかもしれませんね。

 

脳梗塞や心筋梗塞のリスクも高まる魔の時間!


続いて番組では、歯医者に訪れた患者さんから一番痛みを感じる時間帯を調査。するとほとんどの人が、午後5時から7時あたりと回答しました。実は午後5時から9時までは、肺や心臓が活発に動く時間。体温が上昇して脈拍も増加するため、歯痛や腰痛などの痛みをより敏感に感じてしまいます。

 

さらにこの時間帯では、脳梗塞や心筋梗塞にも注意が必要。脳梗塞といえば体温が低く血流の悪い朝に起こりやすいと言われていますが、午後5時以降に脈拍が増えることでも動脈硬化が進行します。魔の時間を乗り越えるための対策はかゆみ防止と同じく、痛み止めなどの薬を午後5時前に飲んでおくといいですよ。

 

また榛葉先生は、食事による健康効果も「いつ食べるか」が重要だといいます。その理由は、消化液の増減が時間によって変化するため。胃酸、だ液、すい液のどれをとってみても、活性化のピークは午後4時頃。例えば朝と夜に全く同じ食事を摂ったとしても、時間によって食べ物の吸収効率は異なります。

 

朝食のおすすめ栄養素は炭水化物と鉄分、昼食には脂肪、食物繊維、そして夕食は塩分を取り入れてボリュームを少なめにするのが理想的。食事の吸収率をアップさせるため、体内時計を意識して献立を考えてみてください。

 

番組を見ていた視聴者からは、「体内時計がここまで健康に影響してるとは思わなかった。今度から食事には気をつけたい」「かゆみや痛みは言われてみると『確かに!』と思うことが多い。まさか体内時計の仕業だったとは!」「夜に食べると太るのは体内時計が関係してるのね…」と驚きの声が上がっていました。

 

寝る前のスマートフォンで次の日の元気がなくなる?


ここ最近体内時計に関する話題で最も多いのは、“ブルーライト”による影響ではないでしょうか。寝る前にスマートフォンを見ると、睡眠のリズムが乱れるという話をよく聞くようになりましたよね。

 

「オムロン」のホームページによると、睡眠時間の減少に加えてお昼までの“元気度”にも大きな影響が出るそう。寝る前にブルーライトが目に入ることで、体内時計の睡眠と覚醒のリズムが乱れてしまいます。重要なのは体内時計の乱れが原因となり、“メラトニン”というホルモンの分泌が抑制されてしまうこと。

 

またメラトニンの分泌が減れば、肥満や生活習慣病、がんなどの発症に影響するといった報告もあるようです。

 

健康と密接な関係を持っている体内時計。これからは1日のリズムを意識してみてはいかが?

 

文/河井奈津

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