「裸族な家族」は元気な家族(博美さん/48歳/公務員)
我が家の独自の健康法といえば、ズバリ「裸」です。子どもの頃に母から「裸でいると体も強くなるし、いいことばかりよ」と言われ、お風呂から出てもしばらく裸でいました…それはもちろん家族全員です。 昔住んでいた家には脱衣所がなく、お風呂から出たらすぐに台所。脱衣かごを置いたりするスペースもないので、体を拭いたら室内に移動して着替えるしかありません。テレビを観ている家族の前を、裸でパジャマを取りに行くのが当たり前でした。 年頃になっても、全く違和感なく過ごしていたので、友達に話したときに「ええーっ!」と驚かれていました。それでも「みんな違うんだー」と思うだけで、なんとも思ってなかったんですよね(笑)。 風邪を引くこともほとんどなく、元気に過ごせていましたし「裸」のお陰だと信じ、不思議にも思わずいたのです。結婚した当初は、私の「裸族」生活に驚いていた旦那も、いまでは慣れてしまい、とくに何の違和感もなく普通に我が家では定番の事になっています。 裸族効果かみんな風邪もひかず、とても元気ですよ(笑)。とはいえ、子どもたちには「これはうちだけのルールだから、他ではやらないでよ」と教えていますけど。
文:恩田有起
自宅で、仕事と介護をしながらライターとして活動中。大学生と中学生の子を持つ二児の母。マイブームはひとりカフェ。ipadや手帳を持ち込んで、まったりと作業することがなによりの贅沢。最近の悩みは、カフェスイーツを食べずにはいられないこと。