お子さんがいるご家庭では、週末のお休みや大型連休などでどこに遊びに行こうか考えるのは意外と大変ですよね。また、赤ちゃん連れだとおでかけできる場所も限られてしまうため、どうしてもマンネリになりがちです。
近所の公園は気軽で便利ですが、たまには気分を変えていろんな場所にお出かけしたいのが家族の本音ですよね。
しかし、いくら脱マンネリとはいえ、遊園地や水族館は入園料や交通費を考えるとそう頻繁には行けません。特に給料日の前はできるだけお金をかけず楽しみたいですよね。
そこで、低予算で子どもと楽しめるおでかけスポットをいくつかご紹介したいと思います。
■子どもが小さいうちは児童館がおすすめ
まだ歩行が難しい乳児の子育て中ママの必須スポットと言えば児童館でしょう。おもちゃや絵本がたくさん用意されており、もちろんおむつ交換や授乳スペースなども備えられているため、必要最小限の荷物で遊びに行けます。
スタッフの方も元保育士や現役の保育士さんなど、育児のプロの方が多いため、子育ての悩み相談にももってこいの場所です。ママ同士の情報交換の場でもあるため、毎日のように通っているというママも多いそうです。
公民館と一緒になった施設や、未就学児のみなど、施設によって特色が異なるため、あらかじめインターネットなどで調べてから行くのが良いでしょう。
土日や連休中も開放されている施設もあるようなので、ぜひ活用してみて下さい。
■プレーパークは意外と知られていない穴場スポット
プレーパークという無料の施設があることをご存知でしょうか。日本では1979年に東京都世田谷区の羽根木プレーパークがオープンしてから、少しずつ全国的に広まってきたようです。
プレーパークとは、従来の公園や学校などではなかなかできない廃材や大工道具を使った遊びや木登り、どろんこ遊び、焚き火など、ちょっと危険とも思える遊びを体験できる場所です。
また、プレーパークでは、子どもたちの自主性が重んじられており、危険を予測しながら工夫して遊ぶことで様々なことを学んでいくという意図があるようです。
遊びのスペシャリストである指導員の方が配置されているところも多いようですが、あくまで子どもたちが自分で遊び方を見つけていく場所のため、お子さんが小さいうちはパパママが見守りながら一緒に遊ぶのが良いでしょう。
また、遊びに行くときには汚れても良い服、着替えなどを用意していくのがおすすめです。
■夏は市民プールなどのレジャー施設を活用して
出かけるのがおっくうになるほど暑い夏は、涼を求めてプールにおでかけしみてはいかがでしょうか。市民プールであれば大人も子どもも数百円で利用できますし、どの地域にもおおよそあるため、比較的気軽に通いやすいのではないでしょうか。
特に小学生のお子さんは、夏休みには友達と遊ぶ機会も減って、意外とストレスが溜まりやすくなります。
また、夏は運動不足や睡眠不足でも夏バテになりやすいため、午前中はプールでしっかり体を動かして、お昼ごはんを食べておひるねをするのは子どもにとって良い生活サイクルのようです。
屋外のプールも多いので、熱中症と日焼け対策は十分に行うようにして下さい。
■行政が管理している動物園や植物園もおすすめ
動物園や植物園というと、入園料のかかるイメージがありますが、実は行政やNPO法人が運営している無料の施設も多くあります。
有料の動物園と比べると小動物の割合が多い傾向にありますが、それでも子どもにとっては良い刺激となるでしょう。ふれあいコーナーが設けられた動物園も珍しくないため、見るだけでなく動物に触れることで、命の大切さを学ぶ機会にもなるでしょう。
植物園は特に春から夏にかけて色鮮やかな花を鑑賞できるため、お絵かきが好きな子であれば、草花を見ながら写生をするのも良いかもしれません。
公園が併設されている施設も多いため、お弁当を持ってピクニック気分でお出かけもいいですね。