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結婚をして家族が増えると、今まで実家や賃貸アパートに暮らしていた方も、「そろそろマイホームを・・・」と考え始めるのではないでしょうか。


特に子どもが生まれると賃貸では少し手狭に感じてしまうため、どうせならという事でマイホーム購入を決めるご夫婦が多いんですよね。


そこで意見が分かれやすいのが、戸建住宅にするかマンションにするかという事です。


どちらにもメリットとデメリットが存在し、どっちが良いのかというのはなかなか即答する事が出来ません。


そこでここでは、戸建住宅にしようかマンションにしようかと悩んでいる方々のために、それぞれの特徴についてご紹介したいと思います。


高い買い物であることに間違いはありませんので、将来の事を考えてじっくりと検討してくださいね。

■戸建住宅の特徴とは?

夢のマイホームと聞くと戸建住宅を想像する方も多いのではないでしょうか。


マンションと違って戸建住宅の場合は、1戸まるまる自分の所有物となりますので、広々としたイメージですよね。


また庭が付いている住宅も多いため、子どもを庭で遊ばせたりガーデニングを楽しむ事だって出来ちゃいます。 ・建売住宅と注文住宅 同じ戸建住宅でも建売住宅と注文住宅がありますが、果たしてどちらが良いのでしょうか。


建売住宅とはすべて決められた間取りや設備のため、販売されているそのままの形で購入する事になります。


その分手間やコストがあまりかからないため、価格も抑えられている場合がほとんどです。


それに対して注文住宅は、購入者が自分で部屋の間取りや設備などを考えて設計士さんと打ち合わせをしながら完成させていくという商品のため、時間や手間がかかってしまいます。


そのため値段も建売住宅に比べると高くなりますが、自分で好きなようにカスタマイズが出来るため、こだわりのある人にとっては魅力的なのではないでしょうか。


値段と住宅に対するこだわりを秤にかけてみて、どちらにするかを決めるのも良いでしょう。 ・戸建住宅にかかる費用 戸建住宅を購入する際には当然購入資金が必要になってきますよね。


ほとんどの方が住宅ローンを組んで購入するのだと思いますが、それだけで終わりではありません。


マイホームを維持していくためには、それなりにコストがかかってしまうということを覚悟しておきましょう。


始めのうちはピカピカで見栄えもいいかもしれませんが、年月の経過と共に劣化していきますよね。


例えば、屋根や外壁は常に雨風を受け続けているわけですから、その分劣化も早くなります。


一般的に屋根や外壁は10年~20年で塗装する必要があるとされています。


当然素人には出来ませんから、プロに頼むわけですがそれなりの金額を支払う事になるでしょう。


また、それ以外にもどこかが劣化したり破損した場合にはその都度修繕が必要になってくるため、それを見越して積み立てておいた方がいいかもしれませんね。