■自営業の特徴
・収入に波がある 自営業の人には毎月決まった額のお給料というものがありません。
ですので、自分が売り上げた金額から色々と差し引いた金額が自分の収入となるわけなんですね。
当然ながら月によって売り上げや経費というものは違ってくるため、毎月の収入も変わってきます。
大きく稼げた時には当然バックも大きくなりますが、売り上げが落ちてしまった時には自分の収入も落ちてしまうリスクがあります。
そのため先を見通した大きな買い物もしづらいと言えるでしょう。
そういった理由から、自営業の方はローンが通りづらいと言われているんですね。
しかし、自分が頑張れば頑張った分だけ収入に反映しやすいため、会社員よりもモチベーションは上げやすいのではないでしょうか。 ・確定申告の際に節税する事が出来る 前年の収入や諸経費などを計算して、税務署に届け出なければならない確定申告は、自営業をしている方であれば必ず行わなければなりません。
かなり面倒な作業ですので、毎年2月になると憂鬱になるという方も多いと思いますが、制度を上手く活用すれば節税する事も出来てしまいます。
白色申告よりも面倒ではありますが、青色申告を行う事によって65万円の控除を受ける事が出来たり、経費として認められるものを正しく申請することにより、かなり節税効果が上がるんですね。 ・自分の好きな時に休むことが出来る 会社員はその会社の規則にしたがって休日が設定されていますが、自営業には決められた休日というものはありません。
ですので、平日であろうと土日祝日であろうと自分のタイミングで休みを取る事が出来ます。
急遽当日に用事が出来てしまっても、会社に申告する必要が無いため誰かに気を遣う必要もありませんよね。
フットワークを軽くしておけば、大きなビジネスチャンスに出合った時でも、そのタイミングで動く事が出来るのはメリットが大きいと言えるでしょう。 ・就業時間に縛られることが無い 自分で仕事をしていると、当然就業時間というものも自分で決める事が出来ます。
会社員だと決められた時間に出社しなけばならないため、たとえ前日に徹夜をして寝不足であっても遅刻する事は許されません。
しかし自営業の場合は、もしも前日に徹夜をして寝不足だと感じれば、就業開始時間を自由にずらすことだって出来てしまいます。
■まとめ
会社員と自営業の特徴をそれぞれ上げましたが、メリットとデメリットはどちらにも必ず存在します。
それらを見比べてみて、自分にとってどちらが合っているかをしっかりと考慮してから、今後の身の振り方を考えてみてはいかがでしょうか。