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■充実したサイドメニュー

回転ずしといっても最近は小さな子供さん向けのメニューが増えています。サイドメニューと呼ばれるもので、すし屋のそれではなく、ファミリーレストランさながらです。 まず、デザートです。ショートケーキやプリン、小さく切ったフルーツの盛り合わせといったものもあります。パフェといったものも回っているのです。アイススクリームや夏場にはかき氷といったものもメニューにある店舗もあります。 特に小さな子ども連れの家族の来店が多い店舗はデザート系が充実している傾向があります。また、女性が多いお店も同様ですね。 サイドメニューではおすし屋さんの場合、本来は魚介類が中心となります。魚のフライや天ぷらといったような揚げ物もあるのですが、回転ずしでは鳥のから揚げ、ポテトプライといった子どもが大好きなメニューも回っています。 うどんはまだ分かるのですが、ラーメンなどもあります。また、特殊な部類には入るのですが、ラーメンの麺抜きといったものもあるようです。スープだけといったわけではなく、麺の代わりに野菜がたくさん入っているのです。 しかも、とんこつ、しょうゆ油、みそ、担々麺といったようにバリエーションも豊富なのです。すし屋でラーメン?と思うかもしれませんが意外と人気なのです。 また、お店によってはたこ焼きなどもあるようです。また、アルコール類やお酒のつまみも豊富なため、お父さんたちも満足できるのも魅力の一つのようです。 このようにサイドメニューがかなり豊富になっていますが、全ての店舗にあるわけではなく、店舗によって違いがあり、それが店舗ごとの売りとなっているようです。 もちろん、店によって客層の違いというのもありますから、その客層によってメニューを変えているということもあるでしょう。逆に特定の客層を狙ってサイドメニューを開発しているということもあるかもしれません。いろいろなお客さんを集客するにはメニューに開発に各社が競って力を注いでいると言えそうです。

■まとめ

回転ずしのはずが、レーンを回っていない店も多く、店は様変わりしています。回転ずしというよりも、いまや「ファミリーすしレストラン」と呼んだほうがしっくり来るかもしれません。