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スマートフォン等の携帯デバイスの普及によって、外で音楽を聴いたりゲームをする機会が増えています。以前から携帯型の音楽プレイヤーはあったのですが、大きく変わったのが、ワイヤレスイヤホンが登場したという点です。


通勤時やジョギングなどの際に、音楽を聴きたいのにイヤホンのケーブルが邪魔で仕方がない、という人も多かったのですがそれも解消されることとなりました。人気のワイヤレスイヤホンにはどんなものがあるのでしょうか。

■人気のワイヤレスイヤホンのメリットとデメリット

手軽に持ち出すことができ、便利なワイヤレスイヤホンですが、ワイヤレスになったことでメリットもあればデメリットもあります。 まず、メリットですが、ケーブルがなくなったことで持ち運びが断然楽になりました。コードタイプのものは巻き取ったり束ねたりする必要があるので、使用しない場合の片付けが面倒というのがありますよね。


100均などでもコードをまとめるためのグッズが販売されています。ですが、ワイヤレスはそんな面倒なことは一切ありません。


また、イヤホンのケーブルは細くて弱いものが多いです。そのため強く引っ張ると断線して使用できなくなってしまいます。ですからある程度慎重な扱いが必要になります。 ワイヤレスではケーブルがないことでそういったトラブルの心配はありません。断線の心配がないというのは大きなメリットではないでしょうか。 デメリットとしては、ワイヤレスになったことで、別途電源や受信装置が必要になるので、イヤホン自体にバッテリーが必要になり、重くなるという点です。ですが、これは耳に取り付ける形が工夫され負担の少ない形になっていますし、技術の進歩でバッテリーそのものも軽くなっています。


また、電源が必要となるためバッテリーの容量が少なくなると充電が必要になり、使用できなくなってしまいます。予備のバッテリーに交換といったこともできないので、使用していないときにはしっかりと充電しておかなければなりません。


また、従来のイヤホンは100均でも手軽に手に入れることができますし、それらと比べると価格が高いといったところもデメリットかもしれません。

■ワイヤレスイヤホンの種類

ワイヤレスイヤホンにもいくつかの種類があります。形状で大きくわけることもできます。左右が完全に独立して全くコードのないものと、本体との接続にはケーブルは使用しませんが左右がケーブルでつながったものです。 左右がケーブルでつながったものは首の後ろに回してかける形にあり、スマートホンや音楽プレイヤーをコントロールするリモコンがついたものもあります。


リモコン付きであれば、本体はバッグの中に入れておいたとしても制御することができるようになります。これはコードのついたものでも同じですけれど。 通常のイヤホンは耳の穴に挿入するタイプとなっていますが、外耳にかけるようなデザインのものもあります。耳の穴をふさいでしまわないので、音量にもよりますが、外の音が聞こえやすく、より安全に音楽を楽しめるといった特徴があります。


ですが、電車やバスの利用時の使用を考えれば、音漏れが迷惑となってしまうので、しっかりととりつけるタイプのものか、音漏れのしにくいヘッドホンタイプのものがいいかもしれません。


また、接続にはBluetoothを使用するため、ペアリングが必要になります。ですから、使用する機器を切り替える場合には都度ペアリングの設定が必要になってしまいます。