人間関係に悩まされる課長たち…


今回の調査では、平成の課長たちに「やる気が失われた時期」についても質問。30代、40代、50代といずれの年代の課長も、「最近の5年間」がトップでした。ちなみにこれは、景気が大きく落ち込んだ「リーマンショック前後」と答えた人よりも多い割合。一体どのような理由で、やる気が失われてしまうのでしょうか。

 

1番多かったのは「職場の人間関係がよくなかった」で、30代37.5%、40代33.3%、50代38.5%。2位は年代によってばらつきがあり、30代「目標や夢がなかった(28.6%)」、40代「尊敬できる人がまわりにいなかった(31.9%)」、50代「尊敬できる人がまわりにいなかった(35.8%)」といった結果になっています。

 

実際に会社を辞めたいと思う課長クラスの会社員は多いようで、「元々人を使うのが苦手で、上の人に相談しても真面目にとりあってくれない…。この先やっていけるのだろうか」「会社の人間関係に疲れた」「仕事以外の面でのストレスが多すぎる。平社員に戻りたい」といった声が。また実例として、「先週急に課長が辞職して社内が騒然となった」とのエピソードも寄せられていました。