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部長や経営者の指示を仰いだり、部下の育成などを一手に請け負う中間管理職“課長”。組織の上と下を繋ぐ重要な役職ですが、それだけに日々の仕事で抱えるストレスも少なくありません。現代の課長たちは、どのような戦いを強いられているのでしょうか。

 

課長たちが振り返る“平成”


今年4月に「株式会社JTBコミュニケーションデザイン」は、「平成の課長調査」の結果を発表。“令和”の時代に突入してからしばらく経ちましたが、平成の課長たちは様々な悩みを抱えていたようです。

 

同調査では、「平成時代の課長としての日々」を全国の課長たちに質問。最も多かったのが「ストレスが多い」と振り返った人で、46.8%にものぼりました。それ以降も2位「上司と部下の板ばさみになる(37.1%)」、3位「課長としてこれでいいのかと不安がある(34.0%)」、4位「忙しく、時間の余裕がない(32.6%)」、5位「課長は孤独である(32.1%)」とネガティブな回答が。また現代の若手社員に聞いた「平成時代の課長」についての質問も、「ストレスが多そうだ」と答えた人が38.5%でトップとなっています。

 

とにかくストレスを抱えがちな平成の課長たち。実際にネット上でも「課長職に降りかかるストレスが多すぎる」「社内の困りごとを一身に背負う役職だと思う」「どんな組織でも中堅って1番つらいよね」「とにかく“板挟み”の状態が本当にしんどい」「課長になってからちょっとハゲてきたかも」といった声が上がっていました。