“課長”を魅力的な役職に!


以前放送された『クローズアップ現代+』(NHK)では、“課長”という役職の問題点を取り上げる場面が。「東京大学 大学総合教育研究センター」准教授の中原淳さんは、社内の問題解決を会社が課長個人に任せてしまうケースが多いと指摘。その上で「例えば悩みを語り合う場を設けたり、マネージャーどうしで設けたりですね、あるいはキャリアカウンセリング室などを充実させていくこと」「給与を含めて課長の職をもっともっと魅力的にしていくことが、今後求められていくんだと思います」と今後の展望を語っていました。

 

確かに「課長に昇進したくない」「管理職になるのはもうちょっと先でいいかな」「今の課長を見てると、とても“やりがい”のある役職だとは思えない」との声も多く、“大変な役職”というイメージが根強い模様。課長への出世を、手放しでは喜べない現状にあるようです。

 

“令和の課長”たちは、どのような環境で働いていくのでしょうか。中間管理職の人が働きやすい社会になることを祈るばかりです。

 

文/古山翔