経済状況をしっかり把握してもらう(あおいさん/40歳/営業)

 

young asian family using laptop in kitchen
iStock.com/itakayuki

 

以前から、家計の節約にあまり協力的でない夫にイライラしていました。ちょっと仕事帰りに買い物を頼んだら、一番高い卵や牛乳を選んできたり、何度も断っている車を買おうとしつこかったり。 そこで、毎月の家計状況を、夫に伝える場を設けることにしたんです。家計簿を片手に「ちょっといい? 報告会はじめるよ~」と声をかけて開始の合図。報告会の間は、テレビもスマホも禁止。話の内容に集中する環境を整えておきます。 先月の食費や光熱費を報告し、支出を引いた残りの金額を伝えるというもの。こうすることで、わが家が「切り詰めないといけない状態」ということを理論的に説明でき、夫の節約意識の向上に成功したんです。 注意点は、ちょっとでも余裕があると感じさせてしまうと、「じゃあお小遣いアップできるんじゃない?」と言われること。常にギリギリで生活しているんだとアピールすることがポイントです。 少しお金が余った月は「このお金は、来月の固定資産税にまわすから」と先回りするようにすると、夫もなにも言えないようです(笑)。