“素材”のコントラストに感動！
袋からタルトを取り出すと、まず感じたのはチーズの香り。ふわっと優しく立ち昇るチーズが焦げた匂いに、懐かしい気持ちが蘇ります。タルトを横から見ると「カラメル」「生地」「クルミ」の3層構造になっており、地層のような見た目がとってもキュート。我慢できずにタルトをひと口いただきます。口にした瞬間香ばしいコーヒーの風味が、鼻を気持ちよく通過。甘すぎず苦すぎない、程よい“ビター感”が大人の味を演出していました。
印象的なしっとりとした生地には、チーズの味がよく絡み最高にマッチ。とろけるような生地の柔らかさに、「マチノパン」の真髄を感じます。極めつけは何と言っても、最下層に敷かれた「クルミ」。しっとりとした食感とはうって変わり、ザクザクっとした歯ごたえがたまりません。しっとりとザックリ、さらにチーズとコーヒーの味わいが見事なギャップに。素材の味を活かしたコントラストに感動を覚えます。
