<3階建て住宅を建てる際の注意点3つ>

ここまで、3階建て住宅のメリット、デメリットを見てきました。 これらを考慮した上で、やっぱり3階建て住宅を建てようと思うなら、こんな改善案があることを最後にご紹介しておきます。 ・部屋が狭く、間取りが画一的というデメリット

 

改善策:ルーフバルコニーやスキップフロアを作る。 ルーフバルコニーとは、屋上に作るベランダのことで、スキップフロアとは中二階のような空間のこと。どちらも住空間を広げ、見た目にも開放感があります。付近に高い建物がなければ、ルーフバルコニーからの眺めは素晴らしいでしょうし、ピクニック気分でバーベキューなんて楽しみも。 ・冷暖房の効率、エアコン設置費用が高いデメリット

 

 

改善案:室外機の設置場所の確保や全室空調設備を導入する。

 

 

構造上各階にエアコンが必須の3階建て住宅ですが、設計の段階で、室外機の場所を各階に確保しておきましょう。

 

 

また全室空調のように家全体で空気を循環させる設備を導入すれば、エアコンは不要になります。 ・高齢になった時、体力的に不安のデメリット

 

 

改善案:バリアフリー対策、エレベーターの導入を検討する。 もし、3階建ての家に生涯住み続けるつもりなら、やはり老後のことを考えて、バリアフリーの設備を整えておくことは重要です。 階段の手すり、滑り止めはもちろんのこと、比較的大きな家なら、エレベーターの設置を考えてもいいかもしれません。

 

 

荷物だけでも運べるエレベーターがあれば、各階への移動がずいぶんと楽になります。 せっかく建てる家なのですから、あとで後悔のないように、設計士や住宅メーカーの方と十分検討を重ねてくださいね。