子どもたちも仲が良く、幸せな家庭同士で同じ時間を笑顔で共有…。しているように見えても、心のなかでは苦痛の悲鳴をあげている、なんてことはありませんか? 実は、家族ぐるみの付き合いに、苦痛を感じているママさんたちって多いのだとか。いったい何が苦痛の原因になっているのでしょうか?

ご近所付き合いのバーベキューが辛い!ママたちの体験談

河川敷でマウントBBQ(千里さん/35/会社員)

「ね、みんなパパも一緒がいいよね~!」とのことで、車で30分ほどの河川敷で3家族でBBQをすることに。でも、私のテンションは最悪。というのも言い出しっぺは、ママ友の間で〝マウントママ〟と呼ばれ「なんでもマウンティング」することで有名な、めんどくさいママだったからです。

 

案の定、河川敷につくなり予感は的中しました。「千里さんの旦那さん、最近どこかに連れていってくれました? うちは去年は海外旅行に2回」なんて、最初からかなり上から飛びかかってきたんです! それからは、乗っている車や最近買い換えた家具、そして当然のように旦那の年収の話に。

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「やっぱり月◯万円は自由に使えないと、習い事もできなくて子どもがかわいそうよ~」なんて言うんです。「幸せはお金じゃないよ!」と言いたいのをグッとこらえている横から、能天気な旦那が「でもそんなに働いてると、お子さんと遊ぶ時間ありますか〜?」なんて言うんです。

 

そんなツッコミしたら、後でなに言われるかわからないじゃない!「やーめーてー!」と心のなかで叫びつつ、もう二度と来ないと心に誓いました。

家族の前で白昼堂々の下ネタ(裕美さん/30/美容師)

できるだけ関わらないようにしているママ友たちがいました。同じ4歳の娘を持つ彼女たちですが、周りでいつも何かしらのトラブルが起こっていて…でも、運悪くご近所さんでもあるんですよね。

 

誘いを断り切れず、家族ぐるみのBBQに参加することになったのですが、その場はまさに地獄でした。最初はその場にいないママ友たちの悪口で火ぶたが切られました。それも「なんなのあの化粧! 10年前に流行った色だよね」とか「な〜んか感じ悪いよね」とか…容姿や印象ばかりの言いがかりばかり。

 

そしてお酒が入ってくると、みんな夫も子供もいるのに「うちの旦那めっちゃ早くてさー!」なんて下ネタが! 私にも「裕美さんなんておっぱい大きいから、たくさん揉まれてるでしょ!」と…なんだか脂汗が。

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きわめつけは「他の旦那さんに手を出されないように気をつけてよ~!」「あ! 聞いた? ◯◯さんところの旦那さん、××先生とさ…」と、ご近所の不倫話まで。私も旦那も頭が真っ白で、お肉が真黒に焦げるのに気づかないほど…家族のまでしていい話じゃないでしょ!

お茶会はママ友の戦場?!(涼子さん/33/看護師)

定期開催されているらしき、ご近所のママ友たちのお茶会。「旦那さんもぜひどうぞ」なんていわれて、初めて参加したんですが…かなり後悔しています。最初は(ご近所とつながりができていいかも!)なんて期待していました。

 

ところがいざ行ってみると「うちの息子、もう背泳ぎができるようになって」「うちの子この前、塾のテストで1番だったんですよ〜」「あら、でもこの前公園で少しお行儀が悪かったわよ」なんてい調子で、子ども自慢とマウントがひたすら続くんです。

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みなさん自分の子の自慢と、よその子のアラ探しに必死…まるで、お受験戦争の前哨戦のようで息苦しくなって。新入りの私にも「息子さん、なにか習い事は? どのお勉強が得意なの?」と話を振ってきて。

 

返事に詰まって隣にいる旦那をチラっと見ると、目が死んでいます。「そういえば旦那さん、◯◯産業にお勤めですってね! うちの旦那も△△株式会社ですから、お話が合うんじゃない?」なんて、明らかにワンランク上の社名が飛び出す始末。

 

すると、別のママから、「あら、その会社、この前株価が下がってなかった? 心配してたのよ~」なんて発言も飛び出し、もう旦那さんたちは全員〝石の柱〟状態。帰りに旦那が「たいへんだな…」とつぶやいたのが忘れられません。

 

ママ友だけのつき合いだって大変なのに、家族がからむとややこしさは倍増ですよね(笑)。家族ぐるみのおつきあいは〝ほどほど〟が良いのかもしれませんね。

ライター:藤崎陽菜
ネイリストとして働く傍ら、美容・恋愛ライターとしても活動中。ママ友とのおしゃべりは大好きだけど、最近でき始めているママ友派閥のとりなし役になっているのが悩みの種。公務員の夫と、2歳になる娘と三人暮らし。