転職は30~34歳をめどにすべき?


「疲労の見える夫」を心配する妻が多い一方で、「収入が減ると困る」という声も。「もちろん夫の体が第一だけど、辞めたら家計がピンチになる…」「今の収入じゃ全然足りない。でも転職活動で収入が途絶えたらその間生活できない」と、なかなか夫に転職を勧められない妻は多く見られます。

 

また中には、「いつまでに転職させるべきなんだろう…」「このまま放っておくとヤバいのかな?」との声も。転職サービスを提供する「パーソルキャリア株式会社」は、2017年に「転職した年齢について」の調査結果を発表していました。

 

転職成功者の平均年齢は男性が32.8歳、女性は29.7歳と算出されています。続いて「転職成功者の年齢」の内訳を見ていくと24歳以下が9.3%、25~29歳が37.9%。30~34歳では23.5%に減少し、その後35~39歳は13.7%という割合に。早ければ早いほどいいのかもしれません。

 

実際、早めに夫を転職させた妻からは「転職エージェントを勧める。転職活動ってなかなか腰を上げにくいものだけど、転職エージェントを介するだけで楽になるよね」「『転職活動中は私が働くから、お金の心配はしなくていいよ』と言ったら意外とあっさりやめてくれる」といったアドバイスが寄せられています。

 

夫の過酷な仕事については、じっくり腰を据えて話し合う必要がありそうですね。

 

文/河井奈津