—— 最近読んだおすすめの本はありますか?
荻上さん
寺地はるなさんの「ビオレタ」と中島京子さんの「樽とタタン」です。とにかく小説が好きで、こだわっているわけではないのですが、気づけば女性作家さんの作品を読むことが多いです。共感できたり、表現がやわらかかったり、そういうところに惹かれているのかもしれません。実は、自宅の隣が図書館という本好きにはたまらない、手っ取り早く本が読めるとてもいい環境に住んでいます。朝は新聞、夜は小説を読む。子育てをはじめたらだいぶ減りましたけど、それでも夜は眠くなるまで小説を読むという生活は変わりません。気づけば3時になっていた…なんてこともいまだにあります。
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—— CHANTO読者へメッセージをお願いします!
荻上さん
ママも子どもも一緒に楽しめる作品です。お子さんが小さいときには、寝る前に10分観るだけというのもおすすめです。1日のおしまいにリラックスしながらこの作品を観れば、気持ちよく眠れます。いい気持ちで眠りたいというママたちに観ていただきたいです。
荻上直子 / 映画監督・脚本家
20代でアメリカ留学し、映画を学ぶ。自ら脚本も手がけ、03年に『バーバー吉野』で長編映画劇場デビュー。その後、『かもめ食堂』(2006年)のヒットにより、日本映画の新しいジャンルを確立。『彼らが本気で編むときは、』(2016年)は第67回ベルリン国際映画祭で日本初のテディ審査員特別賞、観客賞第2位とダブル受賞。2017年1月には、「朗読屋」(NHK-BS)のドラマ脚本を手掛け、映画だけでなく、CM、TVドラマ脚本などで活躍している。
ヘアメイク:笹浦麻記(emu)
予告はこちらから
https://www.youtube.com/watch?v=iJLRAO6dRtE
取材・文/タナカシノブ