主婦にとってキッチンは〝聖域〟とも言えるテリトリー。「他人に立ち入って欲しくない」という人も多いのでは。義実家に行ったとき嫁として悩むのが、そのキッチン仕事を「どこまで手伝うか」という問題です。姑の言葉に甘えて座っていると「気の利かない嫁」と思われそうだし、かといってグイグイ行くのもかえって嫌がられそう…ママたちはどうしているのか聞いてみました。
キッチンは〝その家の主婦の聖域〟(ちえさん/40歳/パート)
義実家に行くと、ケーキの切り分けやお茶菓子の用意くらいは手伝っています。 そのときに絶対に守っているのは「キッチンにある扉は姑の許可なく開けない」ということ。冷蔵庫はもちろん、引き戸や食器棚といった収納場所の扉は絶対に開けません。 というのも、夫の兄夫婦が来たときに「あら、コーヒーのお砂糖がないわ」と戸棚を開けて勝手に探し始めた義姉を見て「え!? ちょっと…」とドン引きした姑の表情を見てしまったんですよね。 「私が持っていくから座ってて」と義姉を制したあとに「信じられないわ」と呟いたのを、私は見逃しませんでした!!
それ以来、義姉が少しでもキッチンに近づくと、姑は必ず「なにか探しもの?」と声をかけています。そういった面では私は信用されているようで、少々キッチンに近づいても警戒はされていません。 「どこまで立ち入っていいか」という基準は、本当に人それぞれ。特にその家のキッチンは〝主婦の聖域〟だけに、義実家では姑の感覚に従うべきだと思います。