人手不足の対策は他にも?
今回の名称廃止報道には、「確かにJRは人手不足が深刻そうだし、柔軟に人員を使えるようにしたのは良いこと」という指摘も。実際にJRでは、人手不足解消のために様々な対策を検討してきました。
例えば昨年は、今年の1月までにかけて山手線E235系で自動列車運転装置(ATO)の試験を実施。発車用のボタンを押すだけで列車を運行できる最新技術で、駅に到着すると自動で止まるそうです。ATOの開発は今後も進められ、ゆくゆくは「ドライバレス運転」の実現も視野にあるのだとか。まさに人手不足解消の一手にもなりそうな技術で、SNSなどでは「すごい時代になったものだ…」「これが実現すれば運転士がいらなくなるのでは?」「鉄道にも自動化の波がやってきたのか」との声が上がっていました。
しかし中には、「機械に命を預けたくないな」「古い人間と思われるかもしれないけど、運転席には人が座っていて欲しい」「ある程度運転を簡略化できそうだけど、完全無人は色々と難しそう」と不安に思う人も。また「『運転士』『車掌』の廃止って、やっぱり自動列車運転の流れなのかな?」などとも囁かれています。