毎月の給料日を心待ちにしている人も多いことでしょう。一カ月頑張ったご褒美として、給料日はついつい財布が緩んでしまうものです。好きなものを購入し、おいしいものを食べると幸せな気持ちになれますが、給料日前には金欠になっている人も少なくありません。 目の前にお金があるとつい使いすぎてしまうものですが、ここで我慢できるかどうかで、ひと月余裕のある生活を送れるだけでなく、貯蓄を増やすことにもつながります。そこで給料日に使いすぎてしまわないよう、どのような対処をすれば良いかまとめてみました。
■給料日をスライドする
給料日に使いすぎてしまうクセが治らない場合は、給料日を毎月3日ずつスライドしてみてください。毎月3日ずつスライドすることで、10カ月もすれば1カ月分の給料を貯金することができます。 給料日はいつもより気持ちが大きくなっているため、つい使いすぎてしまうこともあるでしょう。 給料日をスライドしておけば、たとえ使いすぎてしまったとしても、実はいつもより節約していることになるのです。 どうしても給料日までもたないという場合は、1日だけでもスライドするようにしてみましょう。3日は無理でも1日だけなら、なんとかなるという人も多いのではないでしょうか。貯金が貯まるまで時間はかかりますが、3年で1カ月分の給料を貯金することができます。 給料をスライドすることに慣れてきたら、徐々に1日ずつ増やしていくようにしましょう。
■ご褒美は給料日の前の日に
給料日には自分へのご褒美を与える人も多いですが、これが大きな間違いです。自分へのご褒美は決して悪いことではありませんが、給料日にご褒美を与えることが間違いなのです。 お金があるときは普段より高額なものを購入したり、食事にお金をかけてしまうものです。 自分へのご褒美を与えるなら給料日ではなく、給料日の前に実行するようにしましょう。給料日前に余ったお金があれば、1カ月頑張ったご褒美として、好きなものを購入したり、外食に出掛けるように習慣づけましょう。 給料日前はいつもよりお金が少ないため、自然と節約を心がけるようになります。