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仕事においてもプライベートにおいても、身近な人とコミュニケーションをとっていく中で、「価値観の違い」を実感することもありますよね。相手のことを理解したい!という気持ちはあっても、「自分とは違う価値観」を目の当たりにすると……戸惑いも強くなってしまいます。 とはいえ、相手とより良い関係性を築きたい!と思うときには、両者の間の「溝」を埋めるための努力が必要となります。自分とは感じ方が違う人との間に感じる、溝の埋め方、そしてうまくやっていくためのコツを紹介します。

 

■溝を埋めたいなら、「相手に合わせる意識」が必要

コミュニケーションで、他人との間に溝を感じるという経験は、決して珍しいものではありません。むしろ、「他人同士で、無意識でありながら価値観がピッタリと合う」ケースの方がまれだと言えるでしょう。多かれ少なかれ、価値観の溝を上手に乗り越えながら、より良い関係を築いていくことが重要となります。 そのためには、両者が努力して、溝を埋めようとする姿勢を見せることがコツとなります。これは、「今日はラーメンを食べたい!」という人と「今日はパスタが食べたい!」という人、二人がランチに出掛けるときに、両者の希望を叶えられるファミリーレストランへと出掛けるようなものだと言えます。 しかし中には、「今日は○○というお店のラーメンが食べたい!」なんて頑固な方も存在しています。この場合に、溝を埋める意識で行動するのであれば、「自分もその行動に倣う」というのがベストな存在だと言えるでしょう。相手側に「合わせる」意識がない場合、こちらが合わせるしかありません。 とはいえ、「パスタが食べたい!」という気持ちに、そこまで強いこだわりがないのであれば、相手の価値観に同調してみるのも悪いことばかりではありません。相手にとってオススメの、非常に美味しいラーメンを食べられるのかもしれません。