■完全に理解する必要はない
読書を始める場合、本の内容を全て把握しなければ読んだことにならないと思うかもしれませんが、理解できない部分はそのまま流しても大丈夫です。 すべて読み終えたあとに何となく理解できることもあれば、そこだけ分からないこともあるでしょう。 読書は趣味なので、そこまで真剣に内容を読み解こうとする必要はありません。すべて読む必要もなく、興味のもてる部分だけ読んでも問題ありません。 最初から力を入れすぎると、本を読むことに疲れを感じてしまうため、適当に読むことも大事です。 趣味は続けることに意味があります。真剣に読みすぎて疲れてしまうより、力を抜いてほどほどに楽しみながら読書をしたほうが、長期的に継続できます。
■読み続けていればレベルも上がる
どんな趣味でもそうですが、最初は誰もが初心者です。やり方やコツが分からず、最初はなかなか身が入らないこともあるでしょう。 しかし、継続していくことで慣れてくるため、自然とレベルも上がってきます。これは読書も同じで、最初は意味が分からなかったり、解釈できないこともありますが、続けていくと読書のコツがつかめてきて、さらに難しい本に挑戦できるようになっていきます。 最初は簡単な本から始めて本を読む力をつけていき、実力が上がってきたら難しい本にチャレンジしていきましょう。
■読書で得られるメリットとは
読書を趣味にすることで、さまざまなメリットを得ることができます。どのようなメリットがあるかご紹介します。 ・知識を深めてくれる 本は読めば読むほど、たくさんの知識が身についてきます。読めない漢字や理解できない言葉があれば辞書などで調べるクセもつくため、知識がどんどん深まります。 本を読んでいるとその後の展開が気になったり、興味が出てくるため、自ら情報を得たいと思い、自然と知識が身に付きます。 ・記憶力を高めてくれる 本には登場人物やこれまでのあらすじなど、常に最新情報を記憶しておかなくてはならないため、脳の活性化にも役立ちます。 本の内容を記憶していないと、また読み直すことになりますので、積極的に記憶しようと脳が働きます。 また、興味があることは記憶しやすいため、本が面白ければ面白いほど、記憶力もどんどん高まります。 ・ストレス解消になる 読書は気持ちをリラックスさせてくれるため、ストレス解消にもつながります。イヤなことがあったとき、家に帰ってもずっとそれを思い出すことも多いですが、読書をすればイヤなことも忘れ、気持ちを切り替えることもできます。 また、読書は副交感神経を高めてくれるため、ぐっすり眠ることができます。睡眠不足が続くとストレスの原因となるため、読書をすることでストレスを解消できます。
■まとめ
読書を趣味にした場合、いろいろなメリットを得られます。知識が広がることで仕事の成功にもつながったり、コミュニケーション能力を上げることにも役立ちます。趣味がないと思うなら、とりあえず読書を始めてみてはいかがでしょうか。