本格的な美味しいコーヒーを飲むには、お店に行くしかないと考えている人も少なくありません。自宅だと簡単に作れるインスタントを飲むことが多く、残念ながら本格的な味を楽しむことは難しいですよね。 できれば自宅でくつろぎながら、お店のようなコーヒーを飲んでほっとひと息つきたいもの。そこで今回は自宅で美味しいコーヒーを作る方法について、ご紹介いたします。
■まずは豆を選ぶことから
自宅で本格的なコーヒー作りにチャレンジするなら、まずは豆を購入することから始めましょう。 コーヒーはストレート、またはブレンドで楽しめる飲み物です。ストレートはコーヒー豆の産地が一つなので、コーヒー豆の特徴をダイレクトに味わうことができます。 一方ブレンドは、いろいろな産地のコーヒー豆を配合しているので、複雑な香りや味を楽しむことができます。 コーヒーは生産国や精製方法、焙煎方法や豆の挽き方、ブレンドの具合によって味や香りが変わってきますので、自分好みのコーヒー豆を探したいときは専門店で聞いてみるのが一番です。 酸味が強いもの、苦みが強いものといったようにリクエストすると、希望に合ったピッタリのコーヒー豆をおススメしてくれます。 お店には産地ごとのコーヒー豆はもちろん、お店独自のブレンドも販売しています。産地ごとの特徴が分からない場合は、まずお店のオリジナルブレンドを購入してみて試してみましょう。 オリジナルブレンドに配合されている豆を基準に、そこからいろいろ組み合わせていくことで、自分好みのコーヒー豆を探すことが可能になります。 オリジナルブレンドよりコクを強くしたい、もう少し酸味を抑えたいなどスタッフに相談すると、それに合わせて配合してくれます。 少しずつ配合を変えていくことで、最終的には自分好みのコーヒー豆を選べるようになるでしょう。 お店ではコーヒーを豆ごとか、もしくは粉にしたものを購入することができます。豆タイプは自宅でミルを用意して豆を挽く必要がありますが、コーヒーは豆を挽く瞬間がもっとも香りを楽しめるといわれていますので、本格的に楽しみたい人におススメです。 粉タイプは、ドリップやサーバーさえ用意すれば自宅で簡単にコーヒーを作れるので、手軽にコーヒーを飲みたいという方におススメです。 ここで注意したいのが、保管方法です。コーヒー豆は鮮度が落ちると味も落ちてしまうので、保存方法には気をつけなくてはなりません。 開封前は高温多湿を避け、日陰で常温保存します。開封後は酸素に触れないように、しっかりフタを閉めて冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。 お店の量り売りを購入した場合は、袋の口を閉じて密封容器に入れてから冷蔵庫や冷凍庫で保存すると良いでしょう。