シンガーソングライターの米津玄師さんが、3月6日に自身のTwitterで教育論について自論を展開。その内容が、「子どもの頃、権力を振りかざす大人を見て『こういう人間になりたくない』と感じたのを思い出しました…」と大きな話題になっています。
米津さんがつぶやいた3件のツイートが話題に!
米津さんは同日に3件のツイートを投稿。
小学生のころ戯れに行った絵画教室で、同年代の生徒が描いた絵を指導という名目でズケズケと塗りつぶしながら修正した教師をそばで見ていた。その時の「こんな悪人が世にいるのか」と思った記憶が今なお人格の一部として機能してる実感がある。
と、自らの実体験を告白しました。
さらに、次のツイートでは、
痛みがなければ理解できないという理由で、暴力を正当なものだと挿げ替えようとすることの浅ましさ。その胸には暴力に耐え切った優秀なケースだけが成功体験として残り、足元に積み上がった失敗には一切目を向けない。自分の指導能力のなさを子供に押し付ける態度でしょうね。
と自論を展開。
子供ながらの「純粋な表現」が必ずしも美しいとは全く思わないけど、自分には何かができるという過信が才能なんだとすれば、それを叩き折る行為に意義なんてない。
と、自分が感じている感覚を明らかにしています。
子どもの教育に関するこれら一連のツイートは、すぐさまネット上で話題に。SNSなどからは、「子どもの頃に同じ目に遭って、悲しくて絵が描けなくなりました…」「私は小学校の頃、先生が手を添えて書いた作品が入賞したことあります。『私が書いたんじゃないのにな…』って気持ちになりました」「『自己満の押しつけ』は、自分を否定された気がしますね。親として自分の行動にも気をつけていきたいです」といった声が続出していました。