ママ、血が出てる!にどう答える?
ママが生理の時、お風呂はどうしていますか?3歳くらいになると1人で入れるという子もいますが、小学校低学年くらいまでは一緒に入るという人も多いのではないでしょうか。子どもが経血を見てしまったらショックを受けるのではないか、病気だと思うのではないかなど、ママは心配になると思います。そんな親心から、細心の注意を払って、子どもには絶対に見られないようにしながらお風呂に入るというママも多いと思います。のじまさんは「ママが生理の時こそ、命の話をするチャンスです!」と話します。
「女の子に限らず、男の子にも生理について話すべきです。知っていれば、たとえばクラスのお友だちが生理でズボンなどに血がついてしまった時に『なんで血が出てるの?』なんてマナー違反な声かけをすることもなくなりますし、相手を思いやることもできるんです」
では、具体的にどのように伝えるといいのでしょうか。話し方はいろいろありますが、ここではのじまさん流の伝え方をいくつかご紹介します。
〈3〜4歳くらいの子に話す場合〉
「女の人には大きくなると毎月1回、3日間くらいお腹の中から血が出る日があるんだよ。これは生理っていうんだよ。怖くないからね。病気じゃないからね」
〈小学生前後の子に話す場合〉
「女の子は1か月に1個、卵巣から卵子が出てくるんだよ。卵子は赤ちゃんの卵だから、優しく迎えてあげたいよね。だから子宮ではふかふかのベッドを作って待っているんだよ。でも卵子と精子が出会わなくて赤ちゃんの卵ができなかったら、そのベッドを新品ふかふかのベッドに交換するんだよ。それが生理だよ。生理だと疲れるんだよね。あなたも何年後かには生理がくるよ。10歳くらいでくる子もいるんだよ」
子どもは、「血が出る」と聞くとびっくりしてしまいますが、「病気じゃないから大丈夫だよ」ということを伝えて、安心させてあげましょう。