■お互いのお金に関心を持つこと
夫婦で家計を一括管理している場合は全てオープンになるので問題はありません。ですが、別財布にした場合、相手の収入や貯蓄に対して関心を持たない人もいます。 これはこれで幸せなのかもしれませんが、実際には気にしたほうがよいです。もちろん、収入がしっかりあり、余裕があれば気にもならないのかもしれません。 ですが、気にしていなかった結果として、相手が貯蓄しているだろうと思っていたらいざという時にほとんど貯蓄がなかったというケースもあります。 これはお互いに相手が貯蓄していると思っていた結果です。お互いの貯蓄をオープンにしているとこういったことにはならないですよね。 相手のお金に関して関心を持たないのは、リスク管理ができていないとも言えます。現在はいろいろなことが変化している時代です。いつ何が起こるかわかりません。 以前のように安泰という言葉は安易には使用できません。急に職がなくなることもありますし、いろいろな理由から財産を失ってしまうこともあるのです。 こういったリスクに備えるためには、別財布であってもお互いのお金に関心を持つことが大切なのです。お金を増やすのは大変ですが、失ってしまうのは簡単なのです。 いざというときに大きな問題にならないように、日ごろからお金に関することはオープンにしておいたほうがよいでしょう。もし、オープンにしたがらないのであれば、そこには何か理由があるのかもしれません。
■まとめ
収入から貯蓄まで全てをオープンにするということは、心をオープンにしているということでもあるのかもしれません。全てをオープンにしていると、お金に関することであればどんなことでも二人で相談することになるでしょう。どちらかに任せっきりということにもなりません。 お互いに意見を出し合い、協力することで夫婦関係もよくなっていくのではないでしょうか。金の切れ目が縁の切れ目とも言われるようにお金に関することはとても大切なのです。
