■国民年金とも厚生年金とも異なる企業年金
国民年金、厚生年金とともに企業年金という言葉を聞いたことはないでしょうか。これは、公的なものではなく民間の年金制度で誰でも加入できるといったものではありません。 民間の私的な年金制度なのですが、企業がこの企業年金制度を運用している場合にのみ可能となります。通常の年金に上乗せされて企業年金が支給されるため、老後の生活はずいぶんと楽になるのではないでしょうか。 また、中小企業等では、中退共と略される中小企業退職金共済制度もあります。これは、企業によっては独自の企業年金制度が運用できない場合に取り入れることができます。 これは退職金ということになるのですが、受け取りを分割することで、退職年金とすることもできるようになっているものです。
■まとめ
国民年金と厚生年金の違いがある程度は理解できたのではないでしょうか。厚生年金であっても国民年金には加入しており、その分の年金の支給は受けられるということなのです。 国民年金自体はそれだけで老後の生活ができるという金額が支給されるわけではないので、その他の年金制度や老後のための貯蓄を準備しておいたほうがよさそうですね。