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共働きが当たり前になっている現代社会では自由に使える時間も少なく、家事や子育てに割ける時間も減っています。自分の時間もとれない中で家事や子育てをしていると、ストレスを抱えてしまうママも多いことでしょう。 時間のない中で家事をやっていると、気持ちに余裕も持てずイライラしてしまいますが、考え方を少し変えるだけでも家事を楽しく行うことができます。なるべく家事ストレスをためないためには、家事に対する発想の転換が大切になってきます。どのようにすれば家事ストレスをなくせるのか、いくつかまとめてみました。

■掃除はお金のかからないエクササイズ

家事の中でも時間と労力を使うのが掃除です。ほこりをはたき落とし掃除機をかけ、拭き掃除をしたりと、家の中をキレイにしようと思うとかなりの体力を使用します。 掃除をするときはダイエットのためのエクササイズをしていると思うと、掃除にも力が入るものです。 ほこりをはたくときはなるべく背筋を伸ばし、腕を思いっきり伸ばして行うと、体全体を伸ばすストレッチにもなります。 掃除機をすかけるときは片手で掃除機を持ち、片手で掃除機をかけるようにするとカロリー消費できるだけでなく、筋トレにもなりますので、代謝の良い体づくりができます。 拭き掃除をするときはお腹と腕に力を入れ、全身を使って拭くようにしましょう。普段使用しない筋肉を動かすので、全体のエクササイズにつながります。 掃除をダイエットと捉えると積極的に掃除できるようになり、部屋もピカピカになるので一石二鳥です。部屋がキレイになると無駄な物を買うのを控えるようになり、節約にもつながりますので、掃除は前向きに行いたいものですね。

■料理の基本は自分が食べたいものを作る

家族のために、栄養バランスの整った食事を作らなければと責任を感じているママも多いことでしょう。家族の体調管理はママの腕にかかっているといっても過言ではありません。 しかし毎日バランスのとれた食事メニューを考えたり、品数の多い料理を作っていると時間もかかり、ストレスを感じてしまうこともあるでしょう。 料理を作る場合、基本的に自分が食べたいものを作るようにすれば、料理を作るのも楽しくなります。 家族の食べたい料理のリクエストを受けて作るのも良いですが、作っている自分が楽しくないと料理もおいしく仕上げられないものです。 作らなければならないのではなく、自分が食べたいから作っていると発想を変えてみると、料理のできあがりも楽しみになるものです。

■ストレス発散になる買い物

料理をするための食材や日用品の買い物は時間がかかるので、さっさと必要な物だけ購入して、帰って家事を済ませたいと思うことでしょう。 スーパーマーケットなどでいくらゆっくり買い物をしたとしても、せいぜい10分か20分、いつもの買い物より遅くなる程度です。 毎日同じスーパーに通って、同じような食材を買っていても楽しみはありません。たまには違うスーパーに行ってみたり、いつもは立ち寄らないような売り場に行ってみると、違う発見ができて買い物を楽しむことができます。 ただ食材を買いに行くのではなく、自分が興味のある物を探してみたり、違うスーパーに行ってみるなど、買い物を楽しめるようにするとストレス発散にもつながります。