旅行の移動手段と宿泊先を手配したら、次にプランを練りたいのが「子どもと一緒に楽しむアクティビティ」です。日常生活の中ではなかなか経験できないことを通じて、親子一緒に学んでいけたら最高ですよね。 では具体的に、親子が一緒に楽しみ、成長していけるアクティビティにはどのようなものがあるのでしょうか。オススメプランを5つ紹介します。
■「できた!」が育つアスレチックアドベンチャー
自然豊かな地域に設置されていることも多い、壮大なアスレチックアドベンチャーは、子どもの「気持ち」を育てる効果が期待できます。 年齢相応のコースが用意されているとはいえ、子どものタイプによっては、「怖いから絶対に無理!」なんて語る子どももいるでしょう。 こんなときには、親子一緒に、無理のないコースから徐々に挑戦していきましょう。「あれもできたね! これもできたね!」なんて言っているうちに、最初は「絶対に無理!」と言っていたコースも、難なくクリアできてしまうようなケースもあります。 特に体を動かすことがあまり得意ではない子どもや、どちらかというと怖がりな子どもを、大きく成長させてくれる場所だと言えるでしょう。 子どもに自信を持たせるためには、小さな「できた!」を積み重ねていくのが一番です。多彩な設備が整っているアスレチックパークであれば、子どもが興味を惹きつけられるものも、きっと見つかることでしょう。 大切なのは、パパもママも一緒になって取り組むこと! 親子でワイワイ楽しむうちに、きっと子どもも夢中になってくれるはずです。アクティビティ体験スポットを選ぶときには、子どもの年齢相応のコースが用意されているところを選んでみてくださいね。
■食育にも◎の野菜収穫体験
普段の生活の中で、「食べ物」は身近でも、それがどのように作られているのか、具体的に知っている子どもは少なくなってきています。スーパーで並んでいる野菜も、もとは畑で取れたもの。大人にとっては当たり前の事実ですが、子どもにとっては非常に新鮮なニュースとなります。 少し郊外へと足を向ければ、野菜の収穫体験ができるスポットは数多く存在しています。四季折々の野菜や果物を、ぜひ自分の手で収穫する喜びを体験させてあげましょう。 幼い子どもの中には、「野菜が苦手」というケースも少なくありません。毎日どんな手を使って食べさせようか……頭を悩ませているママも多いのではないでしょうか。 しかし収穫体験で、自分で野菜を採ってみると、意外なほどすんなりと「自分で採った野菜を食べてみたい!」と語る子どもも少なくありません。野菜本来の姿が、子どもたちの好奇心をくすぐるのかもしれませんね。 畑の中、土まみれになって農作業をするのは、決して簡単なことではありません。しかしその「大変さ」が子どもの心を成長させてくれるはずです。「食べ物は大切にしなきゃね」なんて気持ちも、ごく自然に共有できることでしょう。