■将来的にはデメリットばかりではない!

社会保険料の支出は、今の手取りを減少させてしまうもの。ついネガティブな印象を抱いてしまう方も多いかもしれません。 確かに健康保険料については「掛け捨て」となりますが、厚生年金保険料については、「将来的に自分が受け取る年金の金額」に関わってくるもの。今頑張ってたくさん納めておけば、その分多くの年金を受け取ることができます。 「今」という限られた時間だけにとらわれず、将来的なメリットにまで目線を広げれば、「社会保険料のアップ」は、決してネガティブなことばかりではありません。 今と将来、両方をしっかりと考慮した上で、自分たちにとってベストな方法を探っていけると良いですね。

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■まとめ

毎月の給料の手取り金額が少なく、生活が厳しい!と思うときには、給料から控除される金額を、できるだけ少なくする工夫もしてみてください。特に社会保険料は負担の大きな項目ですから、4月・5月・6月分の給料金額によっては、その後1年間の生活費に関わってくる可能性があります。 月給制の会社員として仕事をしていれば、基本給については、「毎月ほとんど変わらない」という方も多いことでしょう。一方で、「残業代」については、時期によって変動が起きる可能性もあります。 頑張ってたくさん残業をすれば、一時的な手取り収入をアップさせられます。しかし3月・4月・5月に残業をする場合は、その後一年間の社会保険料に影響を与えてしまう可能性もアリ。まずは自身の給料明細をチェックし、標準報酬月額を確認するところからスタートしてみてください。「今の状況」を知ることで、「これから先どう働いていくのか」が見えてくるのかもしれませんね。