■iDeCoを使ってどう貯める?

では具体的に、iDeCoを使ったときには、どのようにお金を貯めていくことになるのでしょうか。 iDeCoの毎月の掛け金は、5,000円から1,000円単位で設定することができます。上限金額は、国民年金の被保険者種別や、そのほかの企業年金の加入状況によって変わってきます。 掛金は年1回変更可能なので、その年の収入や出費の状況に合わせて、臨機応変に対応できます。2018年からは、年単位で掛け金を支払うこともできるようになり、より使い勝手が良い制度となっています。

■iDeCoを使う際の注意点も頭に入れよう!

メリットも多いiDeCoですが、実際に利用する際には注意するべき点もあります。以下のポイントを参考にしてみてください。 ・運用中の資産が引き出せるのは、60歳以降


・口座開設や口座維持手数料を支払う必要がある iDeCoのデメリットは、主に2つ。まずは、急にお金が必要になった!という場面であっても、iDeCoで運用中の資産を引き出すことはできません。余剰資金で行うことが大切です。 また口座を開設する際や、口座を維持していくために手数料が必要となります。特に注意したいのが、口座維持手数料で、毎月数百円のお金が引き落とされていきます。この口座維持手数料は、金融機関によっても異なりますから、しっかりと比較検討する必要があります。

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■まとめ

老後の生活について不安を抱き始めたら、自分自身で行動を起こしてみてはいかがでしょうか。「将来のために確実に貯めておく」ことができれば、お金の不安も少なくて済みそうですね。 税制優遇で、「今のお財布」にとってもメリットがあるのが、iDeCoの魅力です。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。