冷え切った関係の〝離婚待ち〟だった(あんなさん/38歳/出版)
大恋愛の末に結婚したのですが、月日が経つにつれて冷え切った関係になっていました。ここ最近の会話は「リモコンどこだっけ」「さっきソファの上で見たわよ」ぐらい。お互いの誕生日すら、1週間も過ぎたあとに気がつくような状態でした。 「いっそ別れたいけど、決定的な離婚理由もないし…」なんて考えていたときのこと、旦那に「大切にしたい女性ができた。別れてもらえないか」と突然告げられたのです。「えぇ、喜んで!」と言いたい心をグッと抑え「そうなの…分かったわ、仕方ないもの」と〝悲しみをこらえて理解に努める妻〟を演じ、離婚することになりました。