■リビングを掃除する手順

次に、掃除の手順を確認していきましょう。 掃除をする場所に順番なんてあるの?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、この手順を意識するだけで、部屋が格段に汚れにくくなり、掃除の手間と時間を最小限に抑えられるのです。 頑張って掃除機をかけても、かけ終わってみると、すぐにホコリが目についたりすることはありませんか? これは、掃除をしていない部分のホコリが、掃除機をかけることで舞い上がってしまうことによるものです。 こうなると、再度掃除機をかける必要があるため二度手間ですよね。そういったことからも、掃除の手順はとても重要だと言うことが分かります。 それでは、最も効果的に掃除ができる手順をご紹介したいと思います。 ①まずは片付け! 当然ながら、リビングが散らかっている場合には、片付けることから始めましょう。 お子さんがいるご家庭では、おもちゃが出しっぱなしで、その片付けが掃除時間の大半を占めているというケースも多いでしょう。 時間に余裕がない場合には、ダンボールや紙袋などにとりあえずおもちゃをまとめて、別の場所に移動しておくという方法もおすすめです。 散らかったものを片付けてしまうと気持ちもスッキリして、それだけで満足してしまうという方もいるかもしれませんが、ここからが掃除のスタートです。 ②天井の掃除 天井は汚れにくいため見落としがちですが、意外とホコリが溜まっています。毎日掃除する必要はありませんが、月に2度くらいは掃除すると良いでしょう。 イスや脚立を用いてハンディモップで掃除するのは骨が折れるので、柄の長いペーパーモップで拭くように掃除するのがおすすめです。 ③壁・ドア・コンセント・スイッチの掃除 天井の掃除が終わったら、壁も同じように拭きます。 また、ドアは人の触れる頻度がお多いドアノブやコンセント周り、スイッチには手垢が溜まりやすいため、薄めた食器用洗剤をつけた布で拭き水拭きしてみてください。見違えるようにきれいになるでしょう。 ④家具・家電の掃除 まずは高い位置にあるエアコンや照明器具、カーテンレールなどの掃除から着手しましょう。ハンディモップでホコリを取って、必要に応じて掃除機をかけます。 テーブルやソファなどの家具もホコリが溜まりやすいです。 特にソファーは、クッションが取り外せるタイプのものであれば、月に一度はカバーを洗濯したり、外干しするようにしてみましょう。 また、テレビを始めとする家電は、静電気を発しているため、ホコリを呼び寄せやすい性質を持っています。ハンディモップなどでホコリを取り払ったあとに、固くしぼった布で水拭きをすれば確実です。 ⑤床の掃除 最後は一番低い位置にある床の掃除です。フローリングはペーパーモップをかけてから掃除機をかけるようにすれば、掃除機を使った際にホコリが舞い上がらずに済みます。 水拭きは月に一度を目安に行うと良いでしょう。ウェットタイプのペーパーモップを使えば手間も時間も省けます。