時間も手間も節約することができると注目されているポリ袋調理をご存じの方も多いのではないかと思います。 気になってはいるけれども、ポリ袋を使った調理方法がよく分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、ポリ袋を使った調理テクニックについてご紹介することにしましょう。
◆ポリ袋調理とはどんな調理?
ポリ袋調理のテクニックについてご紹介する前に、まずは、ポリ袋調理とはどんな調理なのかそして、どんなメリットや注意点があるのか確認しておくことにしましょう。 ポリ袋調理とは、パッククッキングとも言います。調理にポリ袋を使うためにこう呼ばれています。食材と調味料をポリ袋の中に入れて空気を抜きます。そして、ポリ袋を密封してお湯の中にいれて加熱します。ポリ袋の中は真空状態になっているために、味がよく浸み込むのだそうです。 ●ポリ袋調理のメリット
ポリ袋調理がどんな調理方法なのか分かりましたので、次にメリットについて考えてみましょう。メリットとして次のようなものが考えられます。 ・清潔: 調理の際に食材に調味料をまぶしたり、食材を混ぜたりするのも、全てポリ袋の中で行いますので、ビニール手袋をはめて調理をしているような状態になります。 ・エコロジー: 光熱水費だけでなく時間の節約にもなります。 1. 調理方法として沸騰した鍋に食材の入ったポリ袋を入れるだけで、ご飯・おかず・デザートなどを作ることができます。鍋が大きければさまざまな種類のものを同時に作ることができますので時間と光熱費の節約が可能です。
2. 沸かしたお湯を何度でも使うことが可能ですので、水の節約になります。
3. 調理器具をたくさん使いませんので、洗いものが少なくてすみますので、時間と水の節約になります。 ・栄養素を逃さない:密封して真空で調理するため食材の栄養素が逃げてしまうことがありません。ポリ袋を密閉しているため水分が蒸発してしまうことがありませんので、調味料を節約することが可能です。 ●ポリ袋調理の注意点 メリットがたくさんあるポリ袋調理ですが、ポリ袋調理を行う際に注意するポイントはあるのでしょうか?次のような注意点があるようです。 ・ポリ袋を鍋に入れ過ぎない: 鍋にたくさんのポリ袋を入れてしまうとポリ袋が鍋の底に接してしまう状態になります。そうなると、ポリ袋に穴が開いてしまう危険性があります。 ・ポリ袋は鍋の内側に: ポリ袋が鍋からはみ出してしまうと、熱によってでポリ袋が溶けてしまう可能性があります。 ・油分の多い材料は不向き: 油分の多い材料を使ってしまうとポリ袋内部の温度が高くなってしまいポリ袋が破けてしまいかねません。 ・ポリ袋は耐熱温度の高いものを: ポリ袋は耐熱温度が高い物を選ぶことが大切です。目安として130℃位のものを用意するようにしましょう。