親世帯と子ども世帯が互いの生活を尊重できる“二世帯住宅”。その絶妙な距離感は、義両親と同居する奥さんにとって理想的な住まいの形かもしれません。しかしどんな物件にもデメリットはあるものです。実際に世間では、“二世帯住宅のその後”を心配する声が多いよう。
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二世帯住宅の片方が空いたらどうする?
ある女性は現在、旦那さんの両親と同居中。少し前から二世帯住宅を考え始めましたが、「義両親が亡くなった後、空いたスペースはどうすればいいのだろう…」という素朴な疑問を抱いています。
「“完全分離”の住宅形態だと、人に貸すこともできると聞きました。ただ普通に借り手がつくのか心配です」「それとも自分が年老いた時、子ども世帯と同居するために準備しておくべきなのでしょうか」と尋ねる彼女に、二世帯住宅を所有する先輩たちから様々なアドバイスが寄せられました。
まず注目しておきたいのは、「二世帯住宅といえど、通常の住宅と同じような選択肢がとれる」「義両親が住んでいたスペースだけ賃貸に出したり、売却することは可能。もちろん隣接した別物件という形態であればだけど」という情報。
どうやら二世帯住宅だから特別といったことはなく、普通の一軒家として考えても問題なさそうです。そして多くの人は、「賃貸に出す」「売却する」「子どもを住まわせる」のいずれかを見据えて二世帯住宅を設計している実態も見えてきました。